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番号 | 目次 |
---|---|
0 | はじめに |
1 | マウントレーニア カフェラッテ |
2 | カフェラッテの飲みすぎで体調不良に |
3 | 飲みすぎの危険性を知る |
4 | カフェラッテ中毒? |
5 | カフェラッテをやめる決意と挑戦 |
6 | カフェラッテをやめた時 |
7 | カフェラッテをやめた後の変化 |
8 | 乳糖不耐症の可能性も |
9 | まとめ |
カフェラッテ中毒になった私の話。
今日は私がカフェラッテ中毒になった話をしたいと思う。
私はマウントレーニアのカフェラッテが大好きだ。冷たくてまろやかな飲み心地に、甘さと苦味のバランスの絶妙さ。本当に素晴らしい。パッケージの雪山のマークからも、涼やかさと品格が感じられる。
発売初期から現在までにパッケージデザインは何度か変わったが、カフェラッテの味と醸し出す雰囲気はずっと変わらない。マウントレーニアのカフェラッテは私の癒しであり、楽しみであり、人生の欠かせないものなのだ。
マウントレーニア カフェラッテとは、森永乳業が販売する蓋つきカップに入ったカフェラッテである。
香り豊かな本格エスプレッソに、たっぷりのミルクを加えたシアトル系カフェのスタンダードメニュー。
エスプレッソとミルクのベストバランスを追求した、コーヒー感★★☆☆☆、ミルク感★★★★★、甘さ★★★★☆の製品で
内容量は240mlで、価格は170円前後(税別)。賞味期限は120日間で、要冷蔵(10℃以下)。朝食や休憩時間などにぴったりの味わいだ。
他にも製品が出ているが、私が最も美味しいと思うのはこの製品。
このカフェラッテが好きすぎて、もう20年ぐらい愛飲している。 だが、好きすぎて、中毒にまでなったことがあるのだ。
マウントレーニア商品とそれぞれのカロリーとカフェイン量一覧
商品名(マウントレーニア) | 内容量 | カロリー | カフェイン量 |
---|---|---|---|
カフェラッテ | 240ml | 163kcal | 100mg |
カフェラッテ エスプレッソ | 240ml | 95kcal | 124mg |
カフェラッテ ノンシュガー | 240ml | 31kcal | 58mg |
ノンスイート | 240ml | 115kcal | 89mg |
カフェラッテ クリーミーラテ | 240ml | 173kcal | 62mg |
マウントレーニア カフェインレス | 240ml | 119kcal | 7mg |
コールドブリュー 後味すっきり | 240ml | 95kcal | 104mg |
ディープエスプレッソ | 240ml | 112kcal | 188mg |
ソイラテ | 240ml | 105kcal | 79mg |
オーツラテ | 240ml | 91kcal | 89.8mg |
モカチーノ | 240ml | 144kcal | 60mg |
クリーミーストロベリーラテ | 240ml | 147kcal | 0mg |
クリーミーバナナラテ | 240ml | 155kcal | 0mg |
ブラック無糖 | 330ml | 8kcal | 186mg |
参考サイト:森永乳業株式会社の公式サイトより:栄養成分表示
森永乳業株式会社の公式サイト:マウントレーニア カフェラッテ | 飲料 | 商品紹介
私は毎日4~5本のカフェラッテを飲んでいた。
ほとんど水代わりに飲むようになっており、ひどい時には1日10本を超えていた。 6本以上飲むと、もうカフェラッテの味もしなくなるのだが、 それでも冷たさとまろやかさの狭間に感じる微かなビター感の虜になって飲み続けた。
コーヒー飲料なのだから飲むと頭がスッキリすると思って、気分転換にも飲んでいた。冷たくて清涼感のある一口目が最高で、二口目以降はそれほどでもない。ゆえに新しい一口目を求めて「もう1本…、さらにもう1本……」と次々に手を出しては、なるべくぬるくならない内に飲み干していった。ぬるいカフェラッテでは快感を味わえないからだ。
しかし、その代償は大きかった。 飲みすぎて日常的にお腹がゆるくなり、眠りも浅くなり、さらに頭痛もよく起こるようになったのだ。
このままではまずいと思ってネットなどで調べてみたところ、カフェラッテの危険性を知った。
マウントレーニアのカフェラッテにはカフェインが含まれており(デカフェではないコーヒー飲料なのだから当然のことだが)、過剰摂取するとカフェイン中毒になる可能性があるというのだ。
マウントレーニアのカフェラッテ1本(240ml)当たりに含まれるカフェイン量は100mg。
成人が1日に摂取しても安全とされるカフェイン量は男性で400mg、女性で300mg。つまり男性なら1日4本以上、女性なら3本以上でカフェインの過剰摂取となる。
カフェイン中毒の症状は様々で、めまいや吐き気、悪寒、人によっては心臓がバクバクして興奮状態になったり、過度に眠れなくなることもある。
また、マウントレーニアのカフェラッテは、原材料の「乳製品」の中に乳糖という糖質も含んでいる。日本人の多くは乳糖を分解する酵素を持っていないため、腸内環境が悪化して腹痛を引き起こすこともある。 私はこのことを知らなかったので「カフェラッテを飲むと必ずお腹を下すよな……冷たいのを大量に飲むからかな」など、ぼんやり思いながらも深くは追求せず、毎日5本以上飲み続けていた。
ある日、友人にカフェラッテ中毒だと指摘された。
自分の部屋のゴミ箱はマウントレーニアのカフェラッテでいっぱい。
私にとっては普通の光景だったのだが、ある日友人が遊びに来た時に驚かれた。友人は私のゴミ箱を見て言った。「カフェラッテ中毒じゃない?」と。私はその言葉にショックを受けた。自分が何かに依存しているとは思ってもみなかったからだ。
タバコも吸わないし、お酒も飲まない、ギャンブルもしない。そんな自分は依存症や中毒とは無縁だと思っていた。そして、そんな自分が自慢だった。
それで初めて自分の状況に気づいた。
カフェラッテは私にとって癒しであり、楽しみであり、欠かせないものだった。
だが、それが私の体に悪影響を及ぼしているとしたら、それは本当に幸せを与えてくれる存在なのだろうか?
それに私にはカフェラッテをやめるべき最大の理由があった。
それは「口臭」だ。
カフェラッテに限定されたことではないが、 コーヒー飲料を飲んで口の中が乾くと乳製品独特の匂いとコーヒーの苦味が混ざりあって嫌な匂いになる。その匂いが自分でも気になるほどだった。
人と会う日はカフェラッテを飲まないようにしてはいたものの、それだけでは解決しない。
カフェラッテを飲む量が多すぎると、そこに含まれる大量の糖質によって歯や歯茎にも悪影響を及ぼすことがあるからだ。口内環境が悪化しまくるワケである。
私はカフェラッテをやめることで、口臭だけでなく口の健康も守ろうと思ったのだ。
そんな色々が重なり、ついに私はマウントレーニアの爆飲をやめる決心をした。
もちろん、それはとても難しいことだった。
カフェラッテは私の日常の一部になっていたのだ。マウントレーニアのカフェラッテなしの生活なんて想像もできなかった。
そこで私は、自分を励ますために、カフェラッテをやめることをドラマチックに考えるようにしてみた。
大好きなカフェラッテをあえて飲まない私はかっこいいんじゃないか?
そう考えると何やら壮大なことに挑戦するようで、もうやるしかないと自分に言い聞かせることができた。自己暗示は得意なのだ。
…とはいえ、決意してからの道のりは楽とは言えなかった。
カフェラッテを飲まずにいると頭痛がしたり、無性にイライラすることが増えた。
これはカフェインの離脱症状だったのだろう。
それに「あのカフェラッテがないと寂しい……」そんな気持ちが常に湧いていた。それほどまでにマウントレーニアのカフェラッテは私の日常の一部になっていたのだ。
そこで私はカフェラッテを一気にやめるのではなく、徐々に減らしていく方法に切り替えることにした。
最初は1日5本以上だったカフェラッテを3本までに減らしたのである(それでも充分に飲みすぎな本数ではあるが)。
そして「減らせば減らすほど節約ができる!」そう気持ちを切り替えることにした。当時は近くのスーパーで1本120円ほどで購入していたので、1本やめれば1年間(365日)で43,800円も節約できる。
それが5本で219,000円、10年で200万以上も節約できると考えるとモチベーションも上がった。
おかげで1週間後には1日2本に、さらに1週間後には1本に減らすことに成功し、ついに1ヶ月後にはカフェラッテを飲まなくても平気になったのだった。
カフェラッテをやめてしばらく後、私は体調の変化を感じ始めた。
まず胃腸の調子が良くなった。
恒常的だった腹痛がなくなったのだ。
また、眠りも深くなった。
カフェインが刺激していた神経が落ち着いたのだと思う。
そのせいかニキビもなくなり、肌にツヤが戻ってきた。
乳製品の摂り過ぎがニキビの原因にもなっていたのだろう。
カフェラッテをやめたことで健康美を取り戻せた!そんな感じだ。
もちろんマウントレーニアのカフェラッテが大好きな気持ちは変わらない。
でも、それは特別な時のご褒美にすることにした。
毎日飲む必要はないのだ。
「大好きだからこそ特別」
私にとってのマウントレーニアはそういう存在になっていった。
ところで乳糖不耐症について、もう少し詳しく説明させてほしい。
乳糖不耐症とは、乳製品などに含まれる乳糖という物質を消化できない症状のことだ。
乳糖不耐症の人が乳製品を摂取すると、腸内で乳糖が分解されずに留まり、それが発酵してガスや酸を生じさせてしまう。
その結果として腹痛や腹部膨満感などの不快な症状が引き起こされる。
乳糖不耐症の人は、体内に乳糖を分解する酵素(ラクターゼ)が不足している。
ラクターゼは、小腸の粘膜にある細胞で作られるのだが、
遺伝的要因や加齢、あるいは腸の病気などによってラクターゼ不足が引き起こされることがある。
乳糖不耐症の治療法は、基本的には乳製品を口にしないか一度に摂る量を減らすしかない。
しかし乳製品はカルシウムやビタミンDなどの重要な栄養素を豊富に含んでいるので、完全に断つのではなく体の様子を見ながら摂取量を調整するのが良いだろう。
ちなみに乳製品を温めて摂取することで、熱によってラクターゼの働きが活発になり、ラクターゼが少ない腸内環境でも上手に乳製品を分解することが可能になるので、まずは少量のホットミルクやクリームシチューから試すのがおすすめだ。
もしもあなたもカフェラッテやアイスクリームなどを食べたり飲んだりするとお腹の調子が悪くなるようなら乳糖不耐症の可能性がある。
その場合は一度内科で相談してみるといい。 乳糖不耐症は完全には治せないが、適切な対処法を知ることで多少の改善ができたり、悪化を防ぐことが可能なのだ。カフェインや冷たい乳製品の摂り過ぎにはくれぐれも注意しよう。そして同じものを過剰に摂取し続けることにも……
どんなに美味しくて大好きな飲食物でも、そればかりを過剰に摂取し続けてはいけない。何事も度を越せば毒になるのだ。
マウントレーニアのカフェラッテは本当に至高の飲み物で、未だこのカフェラッテを超えるカフェラテには出会えていない。
どんな高級カフェのカフェラテよりも、マウントレーニアのカフェラッテの方が好きだ。私にとってはマウントレーニアのカフェラッテは神の飲み物にも等しい。
マウントレーニアのカフェラッテ=ネクタール(神々が飲むという至上の飲料)といっても過言ではない。……だからこそ、このカフェラッテを悪にしないためにも、私はこれからも節制を続ける所存だ。
今は2〜3ヶ月に6本をSEIYUから取り寄せて、自分へのご褒美として愉しんでいる。
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