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【コーヒーは何に効くのか?】イラストでわかる効果や起源

コーヒーの工程

更新:2022年9月18日(日) 構成変更、イラストなど追加 初版:2019.9.10 6:55

コーヒーの目次

カフェインコーヒーは何に効くのか?
栄養コーヒーの栄養と効果一覧
コーヒーの詳細コーヒーの木
コーヒーの詳細コーヒーの花言葉
発酵するとなぜ体に良いの?コーヒーの起源
コピ・ルアクコピ・ルアク
ブルーマウンテンブルーマウンテン

コーヒーは何に効くのか?

カフェインの効果概要
コーヒーと言えばカフェイン。カフェインと言えば眠気が覚める。
そんな印象を持つ人は少なくないだろう。

カフェインは脳や体に働きかける成分の1つ
カフェインは脳や体に働きかける成分の1つだ。
①興奮作用で眠気を覚ます。 ②水分を体から出そうとして利尿作用を高める。

この2つの効果が特によく言われている。

心拍数と血行
交感神経を活発にすることで心臓の心拍数を増やしたり、血管を広げて血行を良くしたりする。
これがダイエットに効果的だと言われる理由だ。

体調悪い時はコーヒーを飲まない
しかし体調が悪い時にコーヒーを飲みすぎると、心臓がドキドキしすぎて具合が悪くなる場合がある。
それに利尿作用で水分を体から出したのに、 「コーヒーを飲んでるからいいか…」 なんて水を飲まずに過ごしたりすると、 脱水症状で倒れてしまうこともある。

トイレの後は水分補給
短時間で何倍も飲み過ぎないことと、2、3度お手洗いに立った後には、カフェインの入っていない飲み物を、水分補給として飲むことを心がけよう。


デカフェ
体調が優れないときや、あまり席を立ちたくないときは、カフェインの入っていない、いわゆるデカフェといわれるコーヒーもあるので、それを飲むことをおすすめする。
カフェインが入っていなくても、 ちゃんとコーヒーの香りと味がするので、 香りによって気持ちをリフレッシュさせられる。

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コーヒーの栄養と効果一覧

コーヒーの栄養たち

栄養 イメージ 効果
炭水化物 炭水化物 ブドウ糖からグリコーゲンになり筋肉などに移動してから体のエネルギーになる。
ナイアシン ナイアシン ビタミンB3とも呼ばれ、糖質、脂質、タンパク質からエネルギーを作るのを助けてくれる。
カリウム カリウム 膵臓でナトリウムをおさえる。
カフェイン カフェイン 興奮して眠気を覚ます。 おしっこがでやすくなる。 飲むのをやめると、2日以内に副作用で、寝つきが悪くなる。 頭痛、集中力の低下、疲労、気分の落ち込みなどになることもある。
コーヒーポリフェノール コーヒーポリフェノール 脂肪の消費量がアップする。 身体の酸化を抑えてくれる。


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コーヒーの木

コーヒーの木からコーヒー豆になるまで
コーヒーは、アカネ科のコーヒーノキ属の植物から採れる、種子を原料として作られる飲み物だ。
この種子をコーヒー豆という。

なおコーヒーノキは、和名だ。 コーヒーの採れる木というのが由来になっている。 英語だとCoffea(コフィア)属だ。

コーヒーの花言葉

コーヒーの花と花言葉
実をつける木なので花も咲く。
時折コーヒー豆のパッケージに 花のイラストが乗っているので 見覚えのある人も居るのではないだろうか。

オフホワイトで花びらのしっかりした、 風車のような元気な見た目の花だ。 蜂蜜だってしっかり採れる。 まるでコーヒーのように、 他の蜂蜜よりも濃いブラウンをしている。 花言葉は「一緒に休みましょう」 まさにコーヒーに相応しい花言葉だ。 コーヒーを飲んでほっと一息、 そんな仕事の合間のコーヒーブレイクは 世界の多くの国で共通なのだ。 しかし育つのは赤道付近の熱帯地方のみ。 この辺りはコーヒーベルトと呼ばれ、 コーヒー豆の生産が盛んに行われている。  



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コーヒーの起源

コーヒーベルト
コーヒーの起源ははっきりしていない。
コーヒーベルト一帯の様々な地域で自生していたので、 同時多発的に現地の住民が見つけて、 それぞれ食用にしていたのではないだろうか。

6世紀エチオピアが舞台のコーヒーの物語
伝説として残る一番古い話は、6世紀のエチオピアが舞台の物語だ。
ヤギ飼いのカルディという少年が、 放し飼いのヤギがやたら元気で興奮状態なのを見て、 不思議に思ってヤギの動向を調べてみたところ、 ヤギが不思議な赤い実を食べていたというのだ。

この赤い実がコーヒーの実だ。 実の事を修道院の院長に相談しに行ったら、 試しに食べてみた院長もすっかり元気になり、 眠気がまったくしなくなったということで、 魔法の実として世間に広まった、というものだ。 しかしこの話が書物として記録に残されたのは、 1671年にレバノンで書かれた 「コーヒー論:その特質と効用」なので、 本当に6世紀の話なのかが定かではない。 この本の他にもう2冊、 900年代にイスラムの医学者ラーゼスさんが、 コーヒーの効能ついて書いた医学書と、 1587年にアブダル・カディールさんが書いた 「コーヒー由来書」という本があり、 それぞれに別の記述がしてあるため、 どれが正しいのか分からない状態なのだ。

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コピ・ルアク

コピ・ルアクはコーヒー豆を食べたジャコウネコから出たもの

映画『最高の人生の見つけ方』(英語の原題は『THE BUCKET LIST』)で、ジャック・ニコルソン演じるエドワードが愛飲していた、最高級品として有名なコーヒー豆だ。
映画自体もとても面白く、泣くほど感動したので、 (隣で観ていた人も、終わったあとも泣いていた) お暇なときにおすすめしたい。

映画の中の1エピソードとしても明かされるが、 コピ・ルアクに使用されているコーヒー豆は、 コーヒーの実をジャコウネコが食べたあと、 未消化のまま体外へ出てきた豆を使用している。 ジャコウネコといえばシベットという香料でも有名で、 こちらも希少で高級な香水の材料だ。 シベットを加えて調合された香水は、 濃厚で官能的な香りを放つうえ、強壮作用もあり、 あのクレオパトラも愛用していたといわれている。 ついでに言うと、高級栄養ドリンクとして有名な ユンケル黄帝液の中にも含まれている。 しかしコーヒー豆のほうにはその香りは移っていないし、 すごい強壮作用も別にない。 ただ、ジャコウネコの体内で多少発酵しているので、 香りや旨みが増しているとされている。 コピ・ルアクは発酵食品なのだ。

今はお手頃?

昔は野生のジャコウネコ生息地で、 たまたま発見された物しか採れなかったため、 幻と言われるほど希少で高価だったが、 今ではコピ・ルアクのためにジャコウネコが飼育され、 エサにコーヒーの実を与えられている。 なのですっかり定期的に安定して生産されるようになり、 値段もどんどん手頃なものが増えてきたのだ。 安いものだと100gの豆で3000円程度。 一杯のコーヒーに大体10g使うので、 一杯300円程度で自宅でコピ・ルアクを飲めることになる。

コピ・ルアクの原産地

ベトナムなどでも生産されているが、原産国はインドネシア。 インドネシアは17世紀の初めから20世紀初頭まで、 長い間オランダの植民地になっていたのだが、 当時インドネシアの人々はコーヒーを飲むのを禁じられていた。 コーヒー豆は貴重な輸出品として、 全てをオランダに管理されていたためだ。 だが、それでもコーヒーを飲みたかったインドネシアの人々は、 ジャコウネコたちが排泄したモノの中に 未消化のコーヒー豆がたくさん残されているのを発見した。 それをこっそり採取してキレイに汚れを洗い流し、 家に持ち帰ってコーヒーを淹れたところ、美味しかったのだ。 それでコーヒー禁止時代に隠れて楽しみ続けていたのが、 それ以降も文化として残っていくことになった。 大元の輸出用コーヒー豆よりも、 こっそり飲まれていた森に落ちていたコーヒー豆の方が、 美味しくて高級な嗜好品になったというのは面白い。

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ブルーマウンテン

ブルーマウンテンエリア

こちらも最高級豆として有名なコーヒー。
なぜ高級かというと、栽培されている土地の問題だ。

ブルーマウンテンという名の通り、 産地はブルーマウンテン山脈である。 しかもブルーマウンテンのコーヒー豆と認められるのは 標高800m~1200mの限られたエリアのみ。 ジャマイカの東側に位置する限られた一角で、 ここは「ブルーマウンテン・エリア」と呼ばれている。 コーヒーの木にとって最高の自然環境が整っていて、 それゆえにとても美味しいコーヒー豆が育つのだ。 しかしこの山、けっこう険しい環境のため、 大きな機械が入れないので作業はほぼ手作業。 エリアが狭い上に地道な手作業が必要とあって、 最高に美味しいけれど大量には作れない。 だからこそコーヒー豆の王様として 不動のまま君臨し続けているのである。

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今日のいい言葉

おだやかな心は問題を解決します。

ジョセフ・マーフィー

やはりコーヒーは苦く、 禁じられた危険な領域の味がする。

ダイアン・アッカーマン



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4コマ漫画

4コマ漫画「コンビ」

※このページの記事を読むとマンガはより楽しめます。

つづく

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