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豆乳の栄養と効果
豆乳の栄養一覧
名前 | イメージ | 効果 |
---|---|---|
大豆イソフラボン | コラーゲンを増やして
肌にハリを与える。 なおイソフラボンというのは ポリフェノールの一種だ。 |
|
タンパク質 | 血液や筋肉をつくってくれる三大栄養素の一つ。 | |
カリウム | ||
レシチン | 頭が良くなる。 |
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鉄分 | 血液の材料になる。 | |
ビタミンB1 | ブドウ糖をエネルギーに変えてくれる。 | |
ビタミンB2 | 肌、粘膜を丈夫にする。 | |
葉酸 | 細胞を作ったり生き返らせたりする。 |
豆乳は200mlのパックで113kcal。 なお90%以上は水分だ。
原材料が大豆100%のためタンパク質が豊富で、少ないながらも大豆のビタミンも残っている。
豆乳のタンパク質は牛乳(生乳)の1.12倍。
大きな差ではないけれど、優秀な数値でしょう?
それでいてカロリーは牛乳の約3分の2なの。
なお、大豆を搾って豆乳を採ったあとの固形物は「おから」と呼ばれる。
実はタンパク質の量はおからの方が多いし、大豆の食物繊維はおからの方に残されていたりする。↑目次へ戻る
おからの栄養
しぼられたあとの大豆がおからだがその栄養素の詳細は、↓の表を見て頂きたい。
名前 | イメージ | 効果 |
---|---|---|
レシチン | 頭が良くなる。 | |
食物繊維 | おつうじの量をふやしてくれる。 | |
タンパク質 | 血液や筋肉をつくってくれる三大栄養素の一つ。 | |
脂肪 | エネルギーになる三大栄養素の一つ。 食べ物の中にあるものは資質と呼ぶ。 | |
カルシウム | 骨や歯の材料になる。 | |
鉄分 | 血の材料になり、酸素を体中に運ぶ。 | |
カリウム | 余分な塩分を体外に出す。 | |
ビタミンB1 | 肌、粘膜を丈夫にする。 糖分をエネルギーに変える。 | |
ビタミンB2 | 肌、粘膜を丈夫にする。 |
おからのカロリーは100gで111kcalだ。
またカルシウムや鉄などのミネラル分もおからの方が多い。
栄養価はおからの方がずっと高いの。
だけど低カロリーでタンパク質を多く摂取したい場合は豆乳がおすすめよ。
豆乳は100gあたり46kcalでタンパク質は3.6g。
おからは100gあたり111kcalでタンパク質は6.1g。同じカロリー分だけ豆乳とおからを摂取した場合、豆乳の方が1.4倍も多くタンパク質を摂る事ができるのだ。
豆乳を飲みながらおからを使ったお料理を食べれば、大豆の栄養をまるごと摂れるわよ。
元々は1つの大豆だったんだから、食べ合わせの相性はバツグンだもの。
ところでだけど、大豆から豆乳を搾る方法は知っているかしら。
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豆乳の絞り方
大豆は水をたっぷり吸わせてふやけさせ、やらわかくなったところですり潰す。
そしてぎゅぎゅっと搾るのだ。なお、温度が高い方が豆が柔らかくなって 少ない力で沢山搾ることができる。 なので工場で作るときや、 自宅で手作業で作るときは、 お鍋で熱してから搾ることが多い。 そして加熱せずに絞られた豆乳は 「生搾り」と表示されて出回ることが多い。 大豆は熱を加えることで タンパク質が少し壊れたり、味が変わったりする。 生搾りだと大豆の味と栄養を ほとんどそのまま豆乳にすることができるのだ。 こうして作られた生搾り豆乳は とっても豆腐の味がする。 もはや飲む豆腐といっても過言ではないくらいだ。 なので人によっては煮出した豆乳の方が 飲みやすいと思う人もいることだろう。
ちなみに大豆を熱湯で煮てから搾る方法は「煮搾り」というのよ。
煮搾りだと高温を加えるので、タンパク質やビタミンが少し破壊されてしまうの。
だから大豆の栄養を保った豆乳が飲みたい場合は「生搾り」を選ぶといいわ。
もちろん熱を加えない分、大豆をふやかすのに時間がかかるため、製造コストが上がって値段もそれだけ高くなる。
だが「大豆本来の風味の残ったこだわりの豆乳を飲みたい!」という方はぜひ生搾り豆乳を飲んでみていただきたい。
「素材そのものの味」って、自然を感じて私は好きよ。うふふ。
―さて。豆乳について一通り説明が終わったから、牛乳との比較もしていきましょうか。
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豆乳か牛乳か迷った時
カロリーは牛乳の2/3くらいなので、 カロリーを摂りたくない時は豆乳にしよう。
②リラックスしたい時は牛乳
カルシウムは牛乳の方が8倍くらい多い。 少し気持ちがイライラする日は、 カルシウムで心を落ち着けたい。
③貧血気味のときは豆乳
鉄分は豆乳の方が50倍以上多い。 なんだか貧血気味だなという日は、 豆乳を温めて飲むと良さそうだ。
④豆腐や納豆を食べた日は牛乳
大豆イソフラボンを1日に摂りすぎると、 ホルモンバランスを崩す事もあるので、他のメニューで大豆を食べた日は牛乳をチョイスしておこう。
※牛乳についてもっと知りたい方は「牛乳」の記事へ!
どう?牛乳と豆乳、それぞれの特徴が分かったかしら。
「どちらかしか飲まない」じゃなく、両方を体調に合わせて飲み分けて欲しいわ。
だけどやっぱり豆乳の味は苦手って人もいるかしら。
そういう人のために豆乳の色々な食べ方も紹介するわね。
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豆乳とは
豆乳は豆の乳。大豆をしぼって出た水分のことだ。
大豆だけだと水分が足りないので 水と混ぜてしぼっている。 しぼられたあとの大豆がおから。 そして豆乳ににがりを加えると ぷるっと固まって豆腐になる。 豆乳の味が苦手な人は豆腐を食べよう。
大豆に水分なんて含まれてるの?と疑問に思うかもしれないわね。
大豆だって植物ですもの。微量の水分は含んでいるのよ。
とはいえ本当に微量だから、水でふやかしてから水と一緒に成分を搾るの。
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メニュー色々
豆乳スープ
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豆乳鍋
最近は「豆乳鍋の素」のような市販の鍋スープもたくさんあるわ。
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豆乳プリン
豆乳の豆っぽさはほとんど消えるから、豆乳が苦手な人にこそおすすめしたいわ。
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豆乳ヨーグルト
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豆乳アイス
キッコーマンの200mlパックはとてもたくさんの味があって楽しいわよね。
好きな味を凍らせて食べてね。暑い夏にピッタリよ。
あとは最後に、レシピの他におすすめ商品も紹介しておくわ。
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おススメの豆乳
生搾りの生の味。ぜひ感じてほしいわ。
本物の味を知るって、貴重な経験ですもの。
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おからのドーナツ
「やさしい甘味」って豆乳スイーツを表すのにぴったりの言葉よね。
豆乳は大豆の雫(しずく)。そして豆腐の源(みなもと)よ。
豆乳先生はやさい学園で大豆たちを受け持つ教師だ。
彼女はいつだって生徒たちの進路を案じ、親身に相談に乗り続けている。※卒業した大豆たちの生活を覗きたい方は「うすはりグラス」の記事へ!
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今日のいい言葉
人の運命は、その人柄がつくるものだ。
ヘラクレイトス彼は彼、我は我でいこうよ
大久保利通
私の生徒たちにも、自分らしい道を追求してほしいわ。
〜定規へつづく〜
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