山田家集合!【地獄楽】山田浅ェ門相関図で山田家を俯瞰する!

更新: by イラレブック
この記事で分かること
・山田家の人間関係はどうなってる?
この相関図で山田家の全容が把握できます
【相関図の見方】
まずは下の画像をタップするとPDFが開いて、大きくて綺麗な相関図が見られる


背景の色でグループ分けをしているが、最も大きな枠組みは「山田家(浅ェ門)」だ

物語上重要な職業や地位に就いている場合は、キャラ画像の上部に記載してある

その人物の役柄名を画像下に記載した。ここに載っている全員の苗字(?)が「山田浅ェ門」なため、そこは省略して名前のみ記載している

赤色の矢印はマイナス感情を持つ関係性だ

緑色の矢印は血縁関係など、特に好悪の感情のないフラットな関係を現している

ピンクは愛情や信頼などの感情が強い関係を現している
【注目の関係】
①2組の特別な師弟関係

衛善は殊現を、士遠は典坐を。それぞれ入門初日から親身になって更生の道へと導いてきた。殊現も典坐も今でこそ熱心で真面目な剣士だが、元々はかなりグレていて反抗的な少年だったのである。
彼らが陽の当たる道を仲間と共に歩めているのは、何があっても決して見捨てないでくれた特別な師匠のおかげなのだ。
②段位持ちと裏許し

「段位」とは山田家次期当主に指名される順を表した序列のことで、現在は1位~12位までの全12名が与えられている。彼らは皆、浅ェ門の剣術の「免許皆伝」だ。
そして「裏許し」というのは、何らかの条件を満たしていないがために「免許皆伝」の称号は得られないが、実力だけは免許皆伝に匹敵すると認められた者に与えられる代替称号である。
③侘び寂びの友

互いに門下生たちに一目置かれる存在の衛善と士遠だが、2人ともまだ20代後半だというのに嗜好がだいぶ枯れており、日々気候の話をしながら庭の花を愛でたり、風の心地よさをのんびりと称賛しあうなどしている。
それを見かけた口の悪い門下生数名からは「じじいかよ」と呆れられている。
④殊現は弟弟子からモテモテ

殊現は年齢も性別も出自も関係なく、剣に熱心な浅ェ門であれば誰でも敬い、真っすぐに向き合って評価してくれる。そのため弟弟子(おとうとでし)たちから絶大な支持を得ている。
⑤門下生ではない?桐馬

桐馬は山田家に入門して剣を学んではいるが、その目的は任務で奉行所へ潜入し、投獄されている兄を助け出すことにある。
なので本人の意識としては「山田家の一員である」なんて認識はさらさらない。「山田浅ェ門」の名を冠しながらも実際は無所属なのだ。
⑥殊現と十禾の不仲

門下生みんなに慕われ、仲間皆を愛している殊現が唯一嫌っているのが十禾だ。十禾が剣の稽古をまったくせずに遊郭に入り浸ったり、深酒で頻繁に泥酔している所為もあるだろうが、実はこの嫌悪の根幹には2人の過去の事件が絡んでいる。それを知りたい方は公式設定資料集「地獄楽 解体新書」を読もう。
【まとめ】
山田家のみんなは、ごく一部に裏切り者や険悪な間柄も存在するが基本は仲良し
山田家の絆はかなり強い。関係性の深さに差はあれど、基本的には同門のメンバーへは思いやりをもって接している。…だがそれでも一枚岩というわけにはいかないのが現状だ。個性も自我も強いメンバーが集まっているので仕方のない事かもしれない。
これらの関係性を踏まえて作品を読み直すと、キャラ達の態度について新たな気付きを得られるだろう。