クルミの栄養がなぜ認知症予防に良いのか?どんな人におすすめ

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DHAの絵文字何が認知症予防に効くの?
オメガ3脂肪酸の絵文字どんな人におすすめ?
胡桃の絵文字クルミとは
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クルミの栄養

クルミのオメガ3脂肪酸は鯖や鮪にも含まれる クルミの最も特徴的な栄養は、 オメガ3脂肪酸だ。

これはαリノレン酸という不飽和脂肪酸の総称で サバやマグロなどに多く含まれる成分でもある。 魚と同じ脂分をたくさん持つナッツ。 まるで陸の魚といったところだ。

クルミの栄養一覧

名前 イメージ 効果
ビタミンB1 ビタミンB1 肌、粘膜を丈夫にする。 糖分をエネルギーに変える。
ビタミンB2 ビタミンB2 肌、粘膜を丈夫にする。
ビタミンB6 ビタミンB6 筋肉や血液の材料になる。 皮膚や粘膜を健康に保つ。
ビタミンE ビタミンE 抗酸化作用で体を若く保つ。
ナイアシン ナイアシン 皮膚や粘膜を健康に保つ。
マグネシウム マグネシウム 血をサラサラにする。
カリウム カリウム 余分な塩分を体外に出す。
リン リン 骨や歯の材料になる。 筋肉や脳の栄養になる。
鉄分 鉄分 血の材料になり、酸素を体中に運ぶ。
亜鉛 亜鉛 新陳代謝を高める。
銅 貧血などから守ってくれる。
オメガ3脂肪酸 オメガ3脂肪酸 中性脂肪を減らす。血液をサラサラにする。
食物繊維 食物繊維 便秘の改善に役立つ。

クルミの栄養を図解

カロリーは100gで674kcal。 一つ分(殻を割ったクルミの半分)は 大体2~3gくらいなので、 1粒で20kcal前後くらいだ。 カロリーはなかなか高い。 おやつに食べるときには、 5個食べたら100kcalと思って食べよう

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何が認知症予防に効くの?

胡桃にあるオメガ3脂肪酸にはDHA(ドコサヘキサエン酸)が含まれていて、脳の直接的な栄養になる

クルミの何がアルツハイマー型認知症予防に効果的と言われているのかというと、ビタミンEなどの抗酸化物質を多く含むことと、オメガ3脂肪酸が全ナッツ中で一番多く含まれているからだ。

クルミを10粒(28g)食べると、1日に必要なオメガ3脂肪酸が全て摂れるほどの量である。

オメガ3脂肪酸にはDHA(ドコサヘキサエン酸)が含まれていて、このDHAは人間の脳の組織にたくさん含まれる脂質なのだ。つまり直接的に脳の栄養になる物質なのである。

そのため、食べると脳にしっかりと栄養が供給され、集中力や記憶力を高めてくれるのだ。

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どんな人におすすめ?

◆認知症を予防したい人・脳をたくさん使う人

オメガ3脂肪酸がダントツ多く含まれているクルミなので、アルツハイマー型認知症を予防したい人はもちろん、日々脳を酷使するような仕事をする日には絶対的におすすめ

とにかくオメガ3脂肪酸がダントツ多く含まれているクルミなので、アルツハイマー型認知症を予防したい人はもちろん、日々脳を酷使するような仕事をする日には絶対的におすすめだ。

ただしとっても高カロリーなナッツなので食べ過ぎには気を付けつつ、おやつとして、もしくは朝食のサラダやヨーグルトに砕いたナッツを入れるなどして、1日10粒を効果的に摂り入れよう。

◆美肌になりたい人

オメガ3脂肪酸がダントツ多く含まれているクルミなので、アルツハイマー型認知症を予防したい人はもちろん、日々脳を酷使するような仕事をする日には絶対的におすすめ

脳に効果的なナッツであるが、ビタミンEやビタミンB群がたっぷりなので肌にもいい。

脳の健康のみならず、見た目も若く健康に保ってくれる効果が高いのだ。

若さを保って美しい肌を維持したい人も、やはり1日10粒のクルミ生活を送ることをおすすめしたい。アーモンドなどの他のナッツと一緒に食べて、良質な脂質とビタミンで肌の健康を守っていこう。

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クルミとは

クルミはブレインフード

ブレインフードとも言われるほど、脳の健康を高めるナッツ。 形が脳に似ていることからも、この呼び名が付いたと言われている。

桃の種にそっくりなことから胡桃

漢字で書くと「胡桃」で、これは桃の種にそっくりだからという説が唱えられている。

認知力や記憶力を高める効果があるとして、カカオやオリーブオイルの絵文字オリーブオイルと並んで注目されていて、アルツハイマー型認知症を予防して長寿でいるための食品として紹介されたりもしている。

とても堅い殻に覆われているため、多くの人は器具を使わないと割れないが、リスは上手に歯を使って割って食べられる。

リスは上手に歯を使って割って食べられる

あのものすごい硬い殻を、小さなリスがどう割っているのかというと、クルミをしっかり握り、殻の縦線に沿って、殻が真っ二つに割れるまでひたすら削るのだ。その姿は全身から、クルミへの情熱が溢れている。

クルミはお菓子に料理に使える。リスの大好物でくるみ割り人形も有名

リスの大好物として知られているが、 人間も大好きだし、お菓子や料理に クルミは頻繁に使われている

この堅い殻を割るためだけのおもちゃ、 くるみ割り人形も有名だ。

そしてこのクルミ、 人が最も昔から食べていたナッツでもある。

クルミの木の大きさ、花と実の図解

クルミ科クルミ属の植物だ。

けっこう大きく育つ木で、 大体は5m以上の背丈に育ち、 大きいものだと20m以上も成長する。 横にも広く枝を広げるので、 小動物が枝の上を走ったり、 木陰で休憩してクルミを(かじ)りやすい、 リスにとっては楽園のような木なのだ。

実をつけるのは秋のはじめ頃 花を咲かせるのは春のおわり頃

花は雄花と雌花が別々に咲く、不思議な形をしている。 雄花はミドリ色のしっぽみたいに、 地面に向かって何本も垂れさがって咲く。 雌花は雄花が咲いてから何日か後に、 雄花の上のほうに伸びて、濃い赤紫の花を咲かせる。 雌花は雄花よりもとても小さくて、 そしてやっぱり地面に向かって垂れさがっている。

代表的な花言葉は知性

クルミは昔から、食べると脳に良いとされていて、 ブレインナッツ、ブレインフードとも呼ばれている。 それが花言葉の由来になっているのだ。

しかし見た目が脳に似ていることも、 なんだか関連していそうな気がする。

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ブレインフードとは

ブレインフードの図解

アメリカのアルツハイマー予防クリニックに勤める、 リサ・モスコーニさんという神経科学者の方が、 2018年2月8日に出版した本の中で紹介している言葉だ。

本の名前はちょっと長い。 「Brain Food: The Surprising Science of Eating for Cognitive Power」 直訳すると 「脳の食べ物:認知力を高める食事。その驚くべき科学」

さらに2020年の3月10日にも出している。

「The XX Brain: The Groundbreaking Science Empowering Women to Maximize Cognitive Health and Prevent Alzheimer's Disease」

どちらも日本語版は出ていない。

この中で脳の健康と長寿のために食べたい食品として、 以下の食品が挙げられている。

キャビア、緑黄色野菜ベリーエクストラバージンオリーブオイルかアマニ油、 カカオ、硬水、そしてクルミを含むナッツ類だ。

これら全てをバランスよく日々の食事にとり入れる事で、 脳の働きが良くなり、記憶力の低下も防げるという。

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今日のいい言葉



およそ何か成そうと思う者は、 何らかの意味で馬鹿にならねばならない。 ミヒャエル・エンデ

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4コマ漫画

4コマ漫画「クルミたちの本当にあった怖い話」

登場キャラクター紹介

イメージ名前紹介
クルミたちクルミたち集団生活をいとなむオニグルミたち。 しょっちゅうみんなで集まっては、おしゃべりやクイズ大会などの遊びを楽しんでいる。

マンガ関連リンク

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間違い探しクイズ

きのうのマンガの間違い探しクイズ 4コマ漫画「絶叫ピザ」より 2つのイラストには、ちがうところが7つある! 毎日やれば、集中力と記憶力の向上が期待できる! 昨日の4コマ漫画のイラストの間違いを探そう! 7つ全部みつけられるかな?

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きのうのマンガの間違い探しクイズの答え 4コマ漫画「おりたたみボディ」より
クルミイラスト walnuts2