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これまで自然言語で生成してくれる「テキストから画像へ」や「テキスト効果」「ベクターの色変更」の3つの機能を紹介してきたが、また新しく凄い機能が登場した。
その名も「Generative fill(ジェネレーティブフィル)」一体どんな機能なのか、早速使ってみたので、紹介しよう。
Adobe公式サイト:クリエイティブのための生成AI - Adobe Firefly
あまり聞き慣れないこの用語は、AIに関連したグラフィックデザインの分野に関連した表現。
ちょっと難しそうな名前だが、ちょっと想像してみて欲しい。
それでは、Fireflyへアクセスして、使い方を見ていこう。
触ってみるだけなら、サンプルでも十分だ。
ブラシで塗ったところを描き変えてくれる画像生成AI。まさにAdobeらしい機能と言えるだろう。
これらの機能はいずれAdobe PhotoshopやIllustrator、AfterEffectsなどのAdobe製品の一機能として搭載される予定のようだ。
この機能がのったAdobeツールは、もはや最強かもしれない。非常に楽しみだ。
↓「Adobe Firefly」の導入方法はこちら!
イラレブック/1977年生まれ、大阪府出身。2019年8月から自作のAdobe Illustrator製の画像で野菜から最新ゲームまで様々な情報の発信を開始。
野菜や果物から映画やゲームまで、さまざまなトピックをカバーしています。
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目次 |
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はじめに |
ジェネレーティブフィルとは? |
実践!Generative fill |
Generative fillの使い方 |
まとめ |
はじめに
Adobe Fireflyに新機能が登場!その名もGenerative fill(ジェネレーティブフィル)
2023年5月23日にAdobeの画像生成AIであるFireflyに新しい機能が登場!Adobe Fireflyとは、Adobeが作った、AIが自動でクリエイティブな絵を描いてくれるシステム。
2023年3月21日にAdobeが発表したモデルで、テキストを入れることで、Adobeの膨大なクリエイティブデータを元に学習したAIが、著作権の問題をクリアした上で、自動で絵を生成してくれる。これまで自然言語で生成してくれる「テキストから画像へ」や「テキスト効果」「ベクターの色変更」の3つの機能を紹介してきたが、また新しく凄い機能が登場した。
その名も「Generative fill(ジェネレーティブフィル)」一体どんな機能なのか、早速使ってみたので、紹介しよう。
Adobe公式サイト:クリエイティブのための生成AI - Adobe Firefly
ジェネレーティブフィルとは?
要するに自分で考える必要がなく、AIが代わりにデザインしてくれる機能。
"Generative Fill"は、AI(人工知能)が自動的にデザインを生成し、何らかの空白や欠落した部分を補完する能力を指す。あまり聞き慣れないこの用語は、AIに関連したグラフィックデザインの分野に関連した表現。
ちょっと難しそうな名前だが、ちょっと想像してみて欲しい。
あなたが物語を作っていて、主人公が「お城へ向かっている」だけ決めていたとする。
でも、その途中で何が起こったのか?お城はどんな見た目だったのか?あなたはまだ決めていない。そんな時、「Generative fill」はまるで物語のマジックペンのようなもので、その詳細を自動的に「埋めて」くれるのだ。
例えば、「主人公の女性は森を通り、鳥のさえずりや虫の音を聞きながら進んだ。お城は遠くに見え、高い塔と厚い石壁が印象的だった」というように物語をどんどん豊かにしてくれるような機能なのだ。実践!Generative fill
それでは早速使ってみたい。
今回はつめつめ消しゴムの写真を題材に、何ができるのか?色々試してみようと思う。まず一番右のビンの中身をブラシで塗りつぶして‥
中身を金のコインにしてみたい。早速Gold Coinと入力すると‥。なんとあっという間に金のコインに画像が変換!
ちゃんと背景やオブジェクトの内容を考えて物を描き変えているようだ。他のコインの候補も一覧で出してくれて、切り替えるのも簡単なのが良い。他にも、例えば中身を「金のうさぎ」にすることも簡単。
ちゃんと元の写真の内容に合わせて描き変えてくれているのが凄い。次は蓋の部分だけを変えることができるのか試す。
ぐりぐりとブラシで塗って‥これも金の蓋に変えてと書くと‥。また見事に金の蓋になった!
やはり元の写真の構造も考えて書き換えてくれている。次は左から二つ目の中身をお菓子にしてみよう。
同じようにぐりぐり塗って、チョコレートにしてと書くと‥。また見事にチョコレートへ!
ちゃんと瓶の中にギュウギュウに納めてくれている。次は瓶全体を違うものに変えたい。
同じように瓶全体をブラシで塗って、カジノにあるマシーンにしてと書くと‥。見事にカジノにあるマシーンに変身!
これは、ものすごく便利かもしれない!他にも背景ボタンを押すだけで、背景全体を一気に選択してくれるボタンも!
ちょっと今回はお試しで軽く触ってみたのだが、次回の記事ではもっと本格的に触っていこうと思う。Generative fillの使い方
まず、①Generative fillの『Generate』ボタンを押す。
次に、②好きなサンプルの画像を選ぼう。
もちろん、png画像などが手元にあれば、それを画面上にある「Upload image」を押してアップロードすれば、その画像を使うことができる。触ってみるだけなら、サンプルでも十分だ。
あとは、変えたいところを③塗りつぶす。
今回は、灯台の下に人を入れてみたいと思ったので、岩部分を適当に塗りつぶした。④テキストで描いてほしいオブジェクトを英語で書いて、Generateボタンを押す。
今回は、簡単にHumanとだけ入力。⑤すると、簡単に女性が描かれた。
素晴らしいのは、元の背景に馴染ませてくれるところ。 さらに、別の候補も3つ出してくれる。気に入らなければ、Moreボタンを押せば追加で4つ作ってくれる。まとめ
どうだっただろうか?Adobe FireflyのGenerative fill(ジェネレーティブフィル)機能。
Midjourneyといった自動で上手な絵を描いてくれる自動生成AIも便利だが、これほどまでに用途に適して、高い精度で描いてくれる実用的な画像生成AIはまだないかと思われる。ブラシで塗ったところを描き変えてくれる画像生成AI。まさにAdobeらしい機能と言えるだろう。
今後のAdobe Fireflyの新機能はこれだけじゃない。
まだ公開されていないが、3Dオブジェクトを配置して、その形からAIが自動で絵を生成する機能やワンクリックで画像のアスペクト比を拡張したりして変更できる機能などが予定されている。これらの機能はいずれAdobe PhotoshopやIllustrator、AfterEffectsなどのAdobe製品の一機能として搭載される予定のようだ。
この機能がのったAdobeツールは、もはや最強かもしれない。非常に楽しみだ。
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