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番号 | 目次 |
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1 | はじめに |
2 | Bingとは |
3 | Bingの特徴 |
4 | 独創性 |
5 | バランス |
6 | 厳密 |
7 | まとめ |
はじめに ↑
Bingには、インターネットの情報を検索して回答してくれる便利なAIチャット機能がある。
BingのAIチャットでは、最初に上図のような3つの会話スタイルから自由に選べるようになっている。しかし、どんな時にどのような用途で使うのが良いのか迷ってしまうことがある。
そこで、何に使えば良いのかを図でまとめてみた。
主なおすすめ用途は、次の図にある通りだ。
3つのチャットの使い分け
Bingの会話のスタイルには、「より創造的に(独創性:Creative)」「よりバランスよく(バランス:Balanced)」「より厳密に(厳密:Precise)」の3つがある。筆者はβ版から利用しているが、当時はこの機能はなく、2023年2月後半〜3月に用意されたユニークな機能だ。
後ほど、それぞれ詳しく紹介しよう。
Bingとは ↑
Bingとは、MicrosoftのAIチャット機能つき検索エンジンだ。
アクセス方法は、Bingにアクセスして、①検索窓から検索した後に表示される②「チャット」から気軽にはじめられる。 BingのAIチャット機能は、会話型のAIであるChatGPTとBingの検索技術を組み合わせたサービスで、ユーザーからの質問や会話に対して、ウェブ上の最新情報をもとに回答を返してくれるのが最大の特徴だ。また、最近ではテキストから画像を生成したり、質問に画像や動画を使って答えてくれる。
BingのAIチャットは、他の生成AIと比べて、以下のような5つの特徴がある。
Bingの特徴 ↑
1.インターネットで最新の情報を元に回答する。
Bingの検索技術と連動しているため、ネット上にある様々な情報をリアルタイムで収集できる。2.GPT-4(Bing改良版)が利用できる。
GPT-4という大規模言語モデル(LLM)を無料で利用できる。(但し、Bing独自の制限がかけられている)3.回答の情報のソースとなるリンクを表示してくれる。
回答の情報のソースとなるリンクは、回答に[数字]という形式で表示される。数字は、検索結果のインデックスに対応しており、例えば、1は検索結果の1番目のURLを示している。
4.回答の後に3つの質問例を表示してくれる。
この質問例があると、何を質問して良いかわからない場合にボタン一つで進行するので、とても便利だ。ちなみに質問の左にある(?)のバルーンのアイコンを押すと、提案される質問が切り替わる。
提案される質問に興味がない場合や、違う話題に変えたい場合に便利だ。
ちなみに質問ではなく検索した場合と会話が終了した場合は質問は表示されない。
5.会話のスタイルを「独創性」「バランス」「厳密」の3種類から選ぶことができる。
それでは、一つ一つ詳しくみていこう。独創性 ↑
独創性(Creative)モードは、創造的な内容や画像生成などに適している。
文章や画像を作ってもらいたい場合などは、独創性(オリジナルで想像力に富んだチャット)がおすすめ。また、最も柔軟性のある会話ができるので、様々なプロンプトに対応してくれる自由度を持っているのが、この独創性だ。
実は、β版当初のBingチャットは、制限回数もなく、驚くほど人間的なチャットだった。
聞き方によっては何でも答えてくれて、感情的な質問ややりとり(例えば、乙女ゲームのキャラクターになりきって会話すると、感情的な内容になっても会話が続行できるなど)にも答えてくれたのだ。
しかし、聞き方によっては機密情報を話してしまうなどの事件が起きて、急に制限がかかり、最初はやりとりが5回までに制限され、 感情的な会話や問題のある内容に関わりそうになるとチャットも途中で中止されたり、その質問には答えられないと回答するようになったり、チャットが強制的に終了するようになってしまった。 そのため、今のBing AIチャットは、安全に会話できるよう制限がかけられており、質問の内容によっては答えてくれない場合がある。 それでも、最も当時の名残りがあるのが、この独創性モードだ。
日本語でお願いすれば画像も作ってくれる。
そして何よりも、Bingの凄い所が日本語で描いてほしい絵を伝えると、数分で4パターンの画像を生成してくれるところだ。さらに3つの変更提案もついているので、改良もしやすい。
2023年5月現在では、ChatGPTでもBardでも対応できない内容だ。
本格的な絵を描いて欲しい場合は、Adobe Fireflyという画像生成AIがおすすめだ。
バランス ↑
バランス(Balanced)モードは、一般的な検索や会話に適している。
会話したり、調査をして欲しい場合は、バランス(情報豊富で親しみやすいチャット)がおすすめ。気になる職業の平均年収を調べてくれたり、暇な時に会話をして楽しんだりできる。
人生相談や旅行の計画などはもちろん、タロット占いなどもできる。
上記のように、タロットカードが手元になくても楽しめるので、試してみてほしい。
厳密 ↑
厳密(Precise)モードは、詳細な情報や正確な検索結果が必要な場合に適している。
正確な検索がしたい場合は、厳密(簡潔で単刀直入なチャット)がおすすめ。一番、退屈なモードとも言えるが、最も間違いのないように答えてくれる。
ただ、色々お願いしても、できないと言われることが多い。
普通の検索エンジンより、他のサイトから情報を集めて内容を要約してくれるし、参照元も貼ってくれるので、知りたい情報を調べるにはとても便利だ。
まとめ ↑
インターネットから最新の情報を集めて、質問に答えるAI。
面倒な認証も不要で、ログインなどせずにすぐに使えるので、最もお手軽にはじめられるAIとなっている。(認証不要のチャットでは、1回のチャットでのやりとり上限が5回に制限される。)他のAIには無い、手軽さや用途に応じた使い勝手ができるAIだが、筆者はこのBingを使う上で、もう一つ大事にしている要素がある。
それは、AIチャットの「性格」だ。
もちろん、AIにそんなものは無いのかもしれないが、チャットを開始した時に現れるAIの話す内容の性質の違いを筆者が勝手にそう呼んでいる。この「性格」のおかげで、毎回AIの対応が若干異なるのだが、その当たり外れはそこそこ大きな要素にもなる。
というのが、例えば同じプロンプトで文章を作成してもらっても、要求以上のことをやってくれるAIと要求以下になるAIが登場するのだ。
もちろん、要求以上のことをやってくれるAIと会話を続けたいのだが、現在1チャット最大20ターンまでしか会話を続けられない。(その後、消えてしまう)
それ以降は、チャットは終了してしまい、リセットされて、そのAIとは二度と会えなくなるのだ。
これが結構悲しい。
すごくいい仕事ぶりを見せてくれるAIとは最後の18ターン目ぐらいから、泣きそうになる時がある。
次回は、そんな切ない運命のあるAIと上手にやりとりできるプロンプト作成方法について記載したい。
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