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ゼルダの伝説 TOK
ニンテンドースイッチ向けの期待の新作ゲーム「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」が2023年5月12日(金)に発売される。
これは、2017年3月3日に発売された「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の続編だ。「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」は、全世界で2,900万本(2022年12月末時点)売れた人気作。 (任天堂公式の主要タイトル販売実績の情報はこちら。)
新作がいったいどんな新しい遊びを提供してくれるのか?世界中からの期待は大きい。
さらに、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」でシリーズファンの大きな期待に応えた制作チームへの信頼も大きい。そのチームが6年かけて作る自信作なのだから期待しないはずがない。
前作「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」では、全てのマップがシームレスに繋がったオープンワールドへと進化した。
これまでのシリーズより自由に冒険ができるアクションアドベンチャーゲームとなり、見える場所ならどんなに遠くてもどこまでも自由に行けるようになった。特に山も登れるのが新鮮で楽しかった。
一般的なオープンワールドのゲームなら山は壁のような役割になる事が多く、これ以上は進めないと暗示させることが多い。しかし、どんな山も頑張れば登れることで、どこへでも自由に行ける遊びが楽しくて、行く先には何が待っているのかワクワクしたものだ。
「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」への期待の大きさはアワードでも。
2023年3月18日に開催された「ファミ通・電撃ゲームアワード2022」では、2023年期待の新作に『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』が選ばれた。参考)「ファミ通・電撃ゲームアワード2022」の動画はこちら。
本作の受賞にあたって、「ゼルダの伝説」シリーズのプロデューサー青沼氏が以下のようにコメントしている。
「この度は、大変すばらしい賞をいただき、開発チーム一同、うれしく思っています!前作のブレス オブ ザ ワイルドでは、『どこに行って、何をするのも自由』という新しいゼルダの世界を体験して頂きましたが、 続編のティアーズ オブ ザ キングダムでは、更にプレイヤーの皆さんの自由な発想が、ゲームの世界に変化をもたらす新しい遊びを『これでもか』と詰め込みました。きっと、ご投票をいただいた皆さんにも新鮮な驚きを感じて頂けると思いますので『未知なる』ハイラルを思いのままに楽しんで頂けたらと思います。ありがとうございました!」
この言葉を示す新しい遊びが任天堂の公式サイトで一部公開されたので整理しておきたい。
新しい遊び
「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」の特徴は、広大なフィールドが空の上にまで広がったこと。
前作のような広い大地はもちろん、そのフィールドが空にある島まで広がったのは大きな特徴だろう。空にある島から陸地へもそのまま飛び降りてシームレスに移動できる。
さらにこれまでの大地での遊びにも変化を与える新しい力が4つ紹介された。①モドレコ、②スクラビルド、③ウルトラハンド、④トーレルーフの4つだ。
①モドレコ
これは、物の動きを逆再生できる新しい力。
空から岩が降ってくる事がある。
広い大地を歩いていると、そんなこともあるようだ。遠くから降ってきた岩のあたりまで近づいてみると‥
そこにはちゃんと岩がある。この降ってきた岩に「モドレコ」を使うと、降ってきた岩の動きを逆再生する事ができる。
その力を使って岩に乗れば上へ登っていく事ができる。こうして空島に行くことができる。
他にもたくさん方法はあるようだ。この力、応用するのが楽しそうだ。例えば間違って切ってしまった木を逆再生して戻したり、山から転がってきた岩を逆再生して岩のあった場所まで戻って遊ぶなんてこともできるのではないだろうか。 水の流れや火なども戻せるのだろうか?
②スクラビルド
物をくっつけて、新たな効果のある武器を生み出せる。
落ちている枝を拾って、その辺にある岩の近くで新しい力を使うと。
物同士をそのままくっつける事ができる。そうすると枝と岩をくっつけて新しい武器が作れるのだ。
広い大地には様々な物があるわけで、そういうものを組み合わせることでいろんな物を生み出せるわけだ。例えば、枝と槍をくっつけるととっても長い武器になったりする。
落ちている物をそのままくっつけて武器を作れるのは見た目にもわかりやすい。アイテムを集めて、作業台などで新しいアイテムを作れるゲームはこれまでにもあったが、シームレスに物同士をくっつけてそのまま作れるのは、見た目にもわかりやすくて色々試したくなりそうだ。
③ウルトラハンド
物同士をくっつけたり、はずしたりできる。
新しい力で物を動かし、物同士をくっつける事ができる。
くっつけた物同士は万能接着剤みたいなものでしっかりとくっつき一体化している。例えば、落ちている木をくっつけてイカダを作ったりできる。
また、この世界には叩くと風が出る扇風機のような物など様々な物理現象が起きる物がある。それらをくっつけたり、外したりして、自由にいろんな物を作れる。
アイテムや素材などの落ちている物を組み合わせて、工夫次第で色んなものが作れる。 例えば、巨大ロボットや飛行機、古屋なんかも自由に作れそうだ。
④トーレルーフ
天井があれば、どこでも上の階層へ突き抜けられる。
天井を見つけたらマーキングして‥
こんな感じにスッと上の階層まで突き抜けられる。
塔なんかは簡単に上まで登れそうだ。ただし、ルールがあるという事なので、突き抜けられない素材などもあるのかもしれない。あと、上もあるということは、下もあるのだろうか?下もあれば地下なんかにもいけそうだが‥。
まとめ
空島から大地まで広大に広がるオープンワールドで、物理現象を使った遊びで自由に広がるゼルダの伝説。
最初の発表では、全然見た目が前作と変わっていないのでは?と不安になったこともあったが、よく見たら、草木やオブジェクトなど細部にこだわりを感じるグラフィックへと進化している。元祖であるファミコンのディスクシステム版「ゼルダの伝説」から始まり、新しいゲームハードごとに新作が発売され、大きく進化してきたゼルダの伝説。 「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」から6年ぶりの新作に期待が高まるが、見た目よりも中身の遊びが大きく進化しているようだ。