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ミネラルたっぷりいにしえの(あじ)
藻塩(もしお)


藻塩
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概要


学生時代。百人一首の暗記が冬休みの宿題だった。
筆者はこれが非常に好きで、意味を調べては、オトナの恋に思いをはせていた。

その中にこんな歌がある。

来ぬ人(こぬひと)をまつほの(うら)(ゆう)なぎに ()くや藻塩(もしほ)(きめつみ)もこがれつつ

作者は権中納言定家(ごんちゅうなごんさだいえ)

百人一首を選んだのも、実はこの人だという。

なお、この歌の意味は、なかなか切ない。

あなたが来てくれるのを待ちながら、浜辺で藻塩を焼いています。
そしてこの焼かれる藻塩のように、私はあなたに恋い焦がれているのです。

片想いにしろ、マンネリで破局の危機にある恋人にしろ、
成人男性が夕方の浜辺で、独り藻を焼いている姿は、ちょっともの悲しい。

だがしかし。
この哀愁漂う歌に反して、藻塩というのはとっても美味しいのである。

藻塩

今日はこの藻塩について紹介したい。



藻塩(もしお)


藻塩のイメージ

「藻の塩」という名の通り、これは海藻を使って作られる塩だ。
海藻を海水で煮詰め、その煮汁を乾燥させてできる。

こうすることで海藻のうまみたっぷりの美味しい塩ができるのだが、
美味しいだけではない。

1.海藻のミネラルたっぷり!
 普通の塩に比べて、カリウムは約3倍。カルシウムは15倍。マグネシウムは50倍以上多く含まれている。

 カリウム:体の水分を保ったり、血圧を下げてくれる。
 カルシウム:骨や歯を丈夫にしてくれる。
 マグネシウム:骨や歯を丈夫にしてくれる。

2.塩分が低い
 海藻の成分が含まれているせいか、通常の塩より塩分が低い。

 さらに海藻のうまみで少量でも満足できるため、自然と塩分の摂りすぎを抑えられる。

いにしえの恋をあはれみつつ、藻塩で長生き生活を送りたいものだ。


藻塩

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