更新：2024年3月5日(火) メニューバー追加

もずく酢の3大効果

①もずく酢は、酢酸の効果で脂肪の合成を抑える。

脂肪の合成を抑えることで、脂肪を減らすことができる。

唾液と胃腸

②唾液の分泌や胃腸の動きを活発にする。

すっぱさが味覚や嗅覚を刺激することで、唾液や胃腸が活発化する。

③ビタミンKとヨウ素を吸収しやすくする。

もずくを酢と共に摂ることによって、効果的に脂肪を減らしつつ骨を丈夫にする。

もずく酢の効果

それが「もずく酢」なのである。

しかしどうやら巷(ちまた)で聞くような免疫力向上(めんえきりょくこうじょう)、ガンを防ぐ、胃潰瘍(いかいよう)の改善というような効果は、人間で実証されたデータが今のところないそうだ。

もずくのぬめり成分がフコダイン

これらは、もずくのヌメリ成分「フコダイン」の効果とされるもの。

もずくにはこのフコダインが、どの海藻よりも多く含まれているのだ。

なので、もし効果が認められればスーパーフードだが、現状は素敵なダイエットの味方、美味しいごはんのお供として、仲良くしていこうと思う。

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どんな人におすすめ？

もずく酢は、イライラを抑えながらダイエットを行うことができるのでダイエット中の人におすすめだ。

食物繊維が豊富なのと、低カロリーでありながらカルシウムも豊富なため、水分と食物繊維でお腹も膨れるし、腸の調子も良くなって減量がはかどるだろう。

カルシウムとマグネシウム

もずく酢のススメ

コロナ禍の影響で自宅で過ごす時間が増え、つい食べすぎて太ってしまった…。

そんな人も多いのではないだろうか。しかし自粛生活をしている間に、春から、もう夏になり、もはや冬になってしまった。 そろそろダイエットに本気を出したい。

ここで思い出したいのが「もずく」だ。

全国どこでも、24時間コンビニでも、気軽に手に入るダイエッターの味方、もずく酢。

いまこそもずく酢に注目したい。お酢は体にいい。よく聞くフレーズである。海藻(かいそう)も体にいい。よく聞くフレーズである。

海苔とひじきと昆布

このサイトでも紹介してきた、海苔、ひじき、昆布。

全て海藻だ。

ここまで海藻を紹介したら、もずくは避(さ)けては通れない。そして今回はメニューも限定させてもらう。 もずく酢だ。

もずく酢とダイエット

ひとまず結論である。ダイエットに良い！

居酒屋の定番コンビニでも売っている。気付けば傍(そば)にいる。それがもずく酢。

もずく酢の栄養

数ある海藻の中でも一番ぬるぬるしていて、これはフコイダンと呼ばれる成分である。

フコイダンは食物繊維の一種のため、 腸内環境を良くする効果が期待されている。

カルシウムとマグネシウム

他の特徴としては意外とカルシウム、それにマグネシウムが豊富なところだ。

もずく酢ならそれにプラスしてお酢栄養も摂れる。

ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12

お酢は発酵食品でビタミン類も豊富だ。

お酢の栄養はぜひ黒酢のページをチェックしてほしい。

カロリーを気にしなくて良いので毎日食べたい食品の1つである。

もずく酢の栄養素一覧

名前	イメージ	効果
ビタミンK		骨密度(こつみつど)を維持し、骨折を予防する
ヨウ素		新陳代謝(しんちんたいしゃ)を促(うなが)す別名はヨード
カルシウム		骨をつくつたり、興奮をおさえてくれる。
マグネシウム		血をサラサラにする。
食物繊維		おつうじの量をふやしてくれる。

もずく酢のカロリーは？

もずくは100gで4kcal。

市販のもずく酢の多くは1パック70gで、それはお酢などの調味料込みの重さだ。カロリーはほどんどの商品が25kcal前後。

もずく自体のカロリーは3kcal程度なので、他はすべて調味料のカロリーだ。

もずくとは

温かい海が大好きなフワフワした海藻で、沖縄の有名な名産品の1つ。

東京都内でもずくを購入しようとするとほぼ100％沖縄産である。

細くやわらかくて食べやすく、輝くぬめりで喉ごしチュルチュルだ。

もずくの名前の由来

他の海藻にくっついて育つので、藻(も)に付く海藻だからと、もずくと名付けられた

ナガマツモ目のモズク科。

暖かい海が好きな海藻で、沖縄の特産品だ。日本でよくパックで売られているのは、ほとんどが沖縄もずくだ。ナガマツモ目モズク科オキナワモズク属の、オキナワモズクという独自の名を持つもずくである。

もずくのぬめり成分がフコダイン

他のもずくよりもフコダインというヌメヌメ成分が、とても多くてぬめりが強いのが特徴だ。

養殖もされているので一年中採れるが、野生のもずくは春の終わり～初夏が旬。

もずくの養殖が始まったのは1975年。初めて養殖もずくが採れたのは1977年。そして全国にもずくが広まっていったのは、平成の半ばを過ぎてからだ。養殖もずくの歴史は、まだまだ新しいのである。

今日のいい言葉

出来ると決断しろ。方法など後から見つければいいのだ。

エイブラハム・リンカーン

4コマ漫画

4コマ漫画「夏のじゅんび」フルカラー

もずく酢以外のもずく

もずくはお酢との相性がバツグンだが、すっぱいのが苦手！という人もいるだろう。

そういう人におすすめしたいのは 乾燥もずくをつかったレトルトのもずくスープだ。 熱湯を注いですぐできるし、ゴマやネギなどが入っているものも多く、こちらももずく酢同様、色んな栄養が一度に摂れる。探すと割とよくスーパーやコンビニに売られている。お酢に抵抗があるけれどもずくが気になる人は、ぜひフリーズドライや粉末スープ売り場で、こっちのもずくを探してみよう。

美ら島もずく応援ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ

もずくは沖縄の海で育てられているが、その海にはウミガメたちも生息している。

綺麗な海でないと美味しいもずくは育たず、綺麗な砂浜でないとウミガメが産卵できない。そこでもずくとウミガメのための海を守るため、海岸の清掃を行うプロジェクトが発足している。プロジェクトが始まったのは2010年で、始めたのはコープデリグループだ。コープで販売されている伊平屋島産のもずくを購入すると、商品1点につき1円が、美ら海応援基金に寄付される。そしてその基金は沖縄県伊平八島（イヘヤジマ）で、 砂浜の清掃など、海の美化活動に使用されるのだ。なお、美ら島もずく応援プロジェクトのHPでは、もずくの養殖場の様子や収穫の様子が動画で観られる。想像した以上に整然と水底に並んだもずくたちが、長くて太いホースで、ちゅるちゅる収穫される様は、とても面白くて一見の価値ありだ。

伊平屋島とは

沖縄本土の左上にある、細長くて小さい島。 2020年4月時点で人口は1,200人ちょっと。もずくは島の代表的な特産品で、もずくの佃煮、もずく麺、塩もずくなどもずく酢以外の食べ方も多数展開されている。

もずくの日

毎年4月の第3日曜日はもずくの日だ。

制定されたのは2002年8月20日で、沖縄県もずく養殖業振興協議会が定めた。 4月はもずくの収穫が始まる次期なので、採れたてもずくを今年も食べ始めよう！という、もずくの旬を祝う合図のような日になっている。というわけでこの日は毎年、沖縄各地でもずくイベントが開催される。過去には伊平屋島で「流しそうめん」ならぬ「流しもずく」が、参加費無料で開催され、そうめんではなくもずくを竹筒に流したり…。（一緒に海ぶどうも流したそうだ）沖縄のジャスコでは「沖縄もずくフェア」として、もずく収穫動画のDVDを流したりパネルを設置するなど、もずく養殖の全てが学べる展示会が開催された。さらに沖縄県もずく養殖業振興協議会では、もずくをPRするために沖縄もずく大使を任命したり、もずくのテーマソングを作ったりと、もずくを羽ばたかせるための多彩な活動を行っている。もずくは想像以上に現地で愛されているのだ。テーマソングは公式サイトでいつでも聴けるので、もずく好きは1度聴いてみていただきたい。もずくちゅるちゅる～♪もずくちゅるちゅる～♪ みんなに食べてもらうのを楽しみに待ってるんだ♪ 平和な気持ちになるもずくソングである。今までよりもっともずくを好きになりそうだ。