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今日の項目 | No. | |
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まずはバルサミコ酢を知ろう! ┗バルサミコ酢とは | 1 2 | |
正統なバルサミコ酢とは | 3 | |
栄養 | 4 | |
バルサミコ酢と黒酢の比較 | 5 | |
バルサミコ酢の使い方 | 6 | |
今日のいい言葉 | 7 | |
30分イラレッスン Vol.13 | 8 | |
フリーアイコンダウンロード | 9 | |
4コマ漫画 「サミコ先生」 | 10 | |
マンガ関連リンク | 11 | |
バルサミコ酢関連リンク | 12 |
まずはバルサミコ酢を知ろう!
イタリア料理を食べに行くと
サラダにかかっていることが多い
甘くて酸っぱいドレッシング。
そこによく使われているのが
バルサミコ酢というお酢だ。
このお酢はそのまま舐められるほど、
マイルドで甘味があるのが特徴だ。
何かと混ぜてドレッシングにしなくても、
バルサミコ酢をレタスやトマトにかければ、
たちまち立派なサラダになってしまう。
バルサミコ酢とは
ブドウで造られたお酢だ。
黒酢が玄米を発酵させて造られるように、
バルサミコ酢はブドウを発酵させて造られる。
バルサミコ酢はとても濃い赤茶色をしていて、
黒酢よりも少しだけトロッとした感じだ。
似た種類のお酢でワインビネガーというのもあるが、
ワインビネガーはブドウにワイン酵母を加えている。
対してバルサミコ酢はワイン酵母を加えず、
煮詰めたブドウだけを樽に詰めて放置する。
なお、よく売られているバルサミコ酢だと、
熟成期間が1年未満のものがほとんどだが、
正統なバルサミコ酢は12年以上の熟成が必須だ。
さらに日本で何気なく手にするバルサミコ酢は、
熟成期間が短いだけではなく、
加工されたり、別のモノが入っていることが多い。
もし手元にバルサミコ酢があるなら、
ちょっと瓶の後ろの原材料表示を見てみよう。
原材料にブドウ果汁以外のモノが入っているのは、
実は正統なバルサミコ酢ではないのだ。
正統なバルサミコ酢とは
アチェート・バルサミコと呼ばれているものだ。
イタリアのエミリア=ロマーニャ州にある2つの都市、
モデナとレッジョ・エミリア。
まずはこの2都市の何れかで作ることが前提条件だ。
そして特定の木で作られた樽を使用し、
あらゆる素材の細かい分量をクリアし、
全ての条件をクリアした上で12年以上熟成させ…
さらに同じくエミリア=ロマーニャ州の別の都市、
スピランベルトという場所で、
バルサミコ生産者組合の組合員が組織している
アチェート・バルサミコの審査委員会の審査を通過する…。
それでやっと、
アチェート・バルサミコを名乗ることができるのだ。
しかもさらにその中でも、
品質や熟成期間によってランク付けがある。
25年以上熟成することで、
ようやく最高峰に上り詰めることができるのだ。
なおそこまで到達すると、
100mlで数万円~数十万円という、非常に高価な食材になる。
少なくとも12年以上熟成させた、アチェート・バルサミコ。
これがバルサミコ酢の本当の味ということだ。
なお12年熟成のものならば、
250mlの瓶で3000円程度から入手できる。
それでも高価なことには変わりないが、
本物の味を知るために、
1度手に入れてみるのも良いだろう。
バルサミコ酢の栄養
原料がブドウなので、
ポリフェノールが大変に豊富だ。
カロリーは100gでちょうど100kcalくらい。
黒酢と比べると約2倍近いカロリーがある。
栄養面では、このポリフェノールの多さが
バルサミコ酢の最大の特徴といって良いだろう。
栄養 | イメージ | 効果 |
---|---|---|
カリウム | 余分な塩分を体外に出す。 |
|
カルシウム | 骨や歯の材料になる。 | |
マグネシウム | 血をサラサラにする。 | |
リン | 骨や歯の材料になる。 筋肉や脳の栄養になる。 |
|
鉄分 | 血の材料になり、酸素を体中に運ぶ。 |
|
ポリフェノール | 抗酸化作用で体を若く保つ。 |
そしてもちろん発酵食品なので、
これらの栄養が体に吸収されやすく、
腸内に善玉菌を増やすはたらきもある。
バルサミコ酢と黒酢の比較
項目 | 黒酢 |
バルサミコ酢 |
---|---|---|
水分 | 85%以上 |
75%程度 |
特徴 | アミノ酸が豊富 |
ポリフェノールが豊富 |
用途 | ダイエットや疲労回復に |
アンチエイジングや貧血改善に |
黒酢は85%以上が水分なのに対して、
バルサミコ酢の水分は75%程度。
バルサミコ酢にとろみを感じるのもその所為だ。
そしてビタミン類やリンは黒酢の方が多いが、
バルサミコ酢はカリウムとカルシウムが多い。
しかし何といっても最大の特徴は
黒酢はアミノ酸がもっとも豊富で、
バルサミコ酢はポリフェノールが豊富という点だ。
さらにいうと、塩分はバルサミコ酢の方が多い。
これらの点をふまえると、
ダイエット中でカロリーを抑えたい人、
それに代謝をアップさせて脂肪を燃焼させたり、
体の疲れを癒したい人は、
低カロリー&アミノ酸パワーの黒酢。
貧血に悩んでいたり、
美肌やアンチエイジングに力を入れたいなら、
ミネラル&ポリフェノールパワーのバルサミコ酢。
そんなふうに使い分けると良さそうだ。
とはいえどちらも体に良いのは変わらない。
味によって色々な料理に使い分け、
バランスよく摂取するのが一番ではある。
バルサミコ酢の使い方
そのまま飲めるほどマイルドなお酢なので、
まずは1滴、ぺろっと舐めてみよう。
そうすれば、かけてみたい食材を
色々と思い付くはずだ。
鉄板の使い道としては、
レタスやトマトにかけて食べると美味しい。
オリーブオイルとダブルでかけると、
さらに味が深くなっておすすめだ。
他にも蒸し鶏や魚、色々なものに合いそうだ。
今日のいい言葉
絵を描く時、人は思考していない。
ラファエロ・サンティ
30分イラレッスン Vol.13
毎日30分で描いているイラスト。
今回描いたバルサミコ酢を
効率良く描くための工程を
イラストレーターの中級編として紹介!
フリーアイコンダウンロード
イラストレーターで描いた
バルサミコ酢のイラストを
PC用デスクトップアイコンとして使えるようにしてみた。
MacOSとWindows用に対応!
バルサミコ酢関連のファイルなどを
整理したりするのにとても便利。
以下からダウンロードができるので、
ダウンロードして使ってみてほしい。
これまでのイラストなども
どんどんアイコン化していくのでお楽しみに!
(無断で複製・転載・加工等はご遠慮下さい。)
ダウンロード | |||||||
MacOSとWindows用のアイコンが入っています。 |