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目次 | |
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はじめに | |
アガベとは | |
アガベシロップとは | |
GIとは? | |
ショ糖と果糖の割合 | |
効果 | |
カロリー | |
作り方 | |
メープルシロップとの違い | |
使い方 | |
危険性 | |
カルディ |
はじめに ↑
アガベの産地 ↑
アガベはメキシコの名産品らしい。
もうすぐ着くよ。うわー!なんだかトゲトゲの葉っぱがいっぱいだ!
この葉っぱがアガベかな?
うーん、分からん。ひとまず目的であるリュウゼツラン道場を訪ねてみよう。
アガベシロップの4コマ漫画① ↑
この石臼はアガベシロップ作りに欠かせぬ神聖な道具である!
あとでシロップ作りも手伝ってもらうからな!大事に扱うように!
ふうふう…。あ、あの…、アガベシロップってどんな物なんですか?
低GI ↑
アガベシロップは低GIが特徴の糖分と言われている。
だけどそう言われても何だか分からない。GIってなんだろう?
そもそもアガベシロップの原材料は何なんだ?
そんな初歩的な疑問も浮かぶし、どんな効果があるのか…むしろ危険はないのか…と不安も浮かぶ。
おまけに使い方も分からないから買うのをためらってしまう。アガベシロップは日本でも売っていると聞いたが、あまり有名ではないのか?
そうですね。扱っているのは見ますが、効果や使い方は正直分かりません。
ネットで検索すると「アガベ 危険 太る」なんてワードもあって、ちょっと不安もあります。
なるほど、あい分かった!!
ワシの説明を聞けば、アガベシロップの効果が丸わかりだ!
アガベとは ↑
リュウゼツラン ↑
アガベって植物だったんだねえ。
うむ!れっきとした
葉っぱが分厚くてトゲトゲして強そうだなあ。
ああ。大きいしすごい迫力だ。
大きくてシロップの原料になるのは「アガベ・テキイラナ」という品種だ。
他に観賞用の小さな品種もあるぞ。
また、アガベはリュウゼツラン属の総称で、 日本ではリュウゼツランという名前の方が よく知られているのではないかと思う。
リュウゼツランとは お酒好きならすぐ反応するだろう。 なぜなら‥
そういえばネギにも根深ネギや葉ネギとか色々な品種があるな…
うむ!それと同じである!
食用、観賞用など様々に品種改良されているのだ。
テキーラ ↑
テキーラもシロップも、このアガベの同じ部分を使って作られる。
それは葉の下にできているパイナップルみたいな形をした丸い茎だ。
葉もふくめてアガベは、巨大なパイナップルのような姿をしている。そしてこの茎の部分には名前が付いている。
ピニャ ↑
その名も「ピニャ」だ。
ピニャはスペイン語でパイナップル。昔の人も多くがアガベのことを、 パイナップルに似てると思っていたのだろう。 なお収穫できるまでに6~8年かかる。 気長に育てる植物だ。
テキーラってすごい強いお酒だよな。
お酒だから二十歳になってないと飲めないけど、有名だよね。
テキーラはアルコール度数40度くらいの
ショットグラスという小さなグラスで一息に飲んで、レモンやライムをかじるのが有名な飲み方だ。
テキーラもアガベシロップみたいに甘いんですか?
いや。お酒にするときに糖分はゼロになるので甘くはないぞ。
ふうん。てっきり甘いのをスッキリさせるのにレモンをかじるのかと思いました。
わっはっは!レモンはアルコールから
それにアルコールで破壊されるビタミンCを補充する役割もあるな。
アガベの花 ↑
アガベの花は1世紀に1度だけ…つまり100年に1度だけ咲く
だから別名は Century Plants(センチュリー・プラント)。Centuryは「世紀」という意味の英語で、 Plantsは「植物」という意味の英語だ。
アガベは一生に一度だけ花を咲かせて、 そして、花が枯れると同時に死ぬ。
生涯最後に子孫を残すために受粉をするのだ。
100年に一度と言ったが個体によって、 それに育つ環境によって誤差は出るので、 60年~100数年くらいまで差はある。
なんとなく人間の寿命に似た年月だ。
花はパイナップルそっくりの葉っぱの中心から、 まっすぐ伸びた茎に咲く。色はレモンイエロー。
花言葉 ↑
花言葉は「繊細」
いかつい巨大パイナップルの中央に、守られるように葉っぱに囲まれて伸びる細い茎。
その先端に咲く、これまた細くて淡い色の花…。そんな見た目に似合う花言葉だ。 ちなみに他には「貴婦人」という花言葉もあるが、 こちらも同じく見た目からイメージされている。
100年に一度の開花に人生をかけるのか、
オレも一度は人生に花を咲かせられるかな…。
当たり前だろ!オレたち2人なら、立派な花を咲かせられるさ!
ネギ…!
その意気や、よしっ!!ワシが徹底的に鍛えてやろう!
はい!!
さっそく準備運動がてら10km先の山までダッシュだ!
水分補給は大事だから水を持てよ。あと日差し除けに帽子もかぶって行け。歩数計は落ちないようにしっかり固定して…
(豪快なだけに見えて、花言葉どおりの繊細さがある優しい方なんだな…)
アガベシロップとは ↑
天然の甘味料 ↑
砂糖ではない。蜂蜜でもない。メープルシロップでもない。そして人工甘味料でもない。
あまり知られていない天然の甘味。その名もアガベシロップ。甘さ ↑
お店で見つけて気になったので1本買って食べてみたところ、白砂糖によく似た濃厚な甘さでそれでいてしつこくはない、おまけに水に溶けやすい。
使いやすくて美味しい甘味料だった。原料 ↑
名前の通り、アガベという植物から作られている。
トレーニング中の糖分補給にアガベシロップをなめるといい。
ありがとうございます!
水に溶かしてレモン汁も入れるといいぞ。
ゴクゴク…。うわあ!甘いのにさっぱりしていて美味しい!
わっはっは!レモンが合うのはテキーラだけではないのである!
GIとは? ↑
GIとは? ↑
アガベシロップは低GIが特徴だという
GIというのは、 Glycemic Index(グライセミック・インデックス) という言葉の略で、 食後にどれくらい血糖値が上がるか、 という上がり具合を示す値だ。グライセミックは「血糖の」という意味だ。
そしてインデックスは「指数」という意味である。
血糖の指数…。つまり血糖値ですね!
うむ!
血糖値とは? ↑
じゃあ血糖値ってなんなの?というと、血液の中のブドウ糖の濃さのことだ。
人が食事を食べて、それが消化されると、ブドウ糖に変換されたものが血液に流れ込む
このブドウ糖が血液に乗って体中に運ばれ、脳や体を動かすエネルギーとして使われるのだ。
だからあまり食べずに血糖値が下がりすぎると、脳や体が「燃料切れです…」となり、動けなくなったり、思考能力が低下してしまう。
糖尿病のリスク ↑
しかし逆に血糖値が上がりすぎると、「こんなにいっぺんにあっても処理できないよ!」…と、パンパンになった血管が無理して疲れる。
血管の中がパンパン=高血圧ということだし、糖尿病や動脈硬化などの病気を引き起こす原因になる。摂り過ぎても少なくてもダメって難しいなあ。
野菜と肉をバランスよく食べて、オヤツを食べ過ぎなければ大丈夫じゃないか?
それに腹八分目に食べるというのも大事である!
しかし格闘家やアスリートなど激しく体を動かす場合は、その分のエネルギー補給が重要になってくるのだ!
はっはい!頑張って鍛えて、たくさん食べて体を作ります!
オレもがんばります!
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脂肪を蓄えるとは? ↑
血液中にブドウ糖が大量投入されたとき「いっぱいあるから流さず貯めとこうぜ!」…と、ブドウ糖を脂肪に変えて蓄え始めたりする。
脂肪を蓄える………つまり太るのだGI値が一気に上がる=たくさん来たぞ溜めろ!と 脳や体が判断することになるので、 太りやすい状況を作り出す結果になる。 逆にGI値のアップダウンが穏やかならば、 貯めようとすることもなく、血管が疲れることもなく、 太らないまま健康な体を維持できるというワケだ。
GI値の急上昇は、自分の身体にブラック労働を強いているイメージ
そう考えると、体に優しくしてあげたくなる。傷ついた心を慰めるのにヤケ食いしたあとは、その心を支えてくれた体をいたわるために、低GIな環境をつくって休ませてあげよう。
またはヤケ食いする時に低GI食品を選べば、 心と体の両方に、同時に優しくすることができる。自分の心のみならず、体も含めて とことん楽をさせて生きたいものである。
血糖値の上昇が、脂肪を貯めるための合図になるのかあ…。
血糖値のコントロールはダイエットにも高血圧を防ぐにも重要である!
ショ糖と果糖の割合 ↑
「アガベシロップ」と「蜂蜜」、この二つは白砂糖とは大きく違う特徴を持っている。
どちらも特徴を理解して活用すれば、健康のために役立ってくれるだろう。「ショ糖」割合 ↑
なぜアガベシロップが低GIなのかというと、GI値を上がりやすくする成分である、ショ糖の含有率がわずか3%程度と低いからだ
白砂糖はショ糖が99.9%
限りなく純粋なショ糖に近づけた食べ物だ。白砂糖になる前の黒砂糖の状態だと、ショ糖の割合は70%~85%くらい
残りの30~15%の部分に、カルシウムや鉄分などのミネラルが含まれている。「果糖」割合 ↑
アガベシロップのショ糖割合は3%程度で、代わりに80%以上を占めているのは果糖。
「ショ糖」と「果糖」のGI値 ↑
ショ糖のGI値68に対して、果糖のGI値は19。
それゆえに低GI食品と言われているのだ。蜂蜜 ↑
蜂蜜はショ糖が約30%、果糖が約40%くらいの割合でできている。
ショ糖は体に入るとすぐに分解されて小腸から吸収され、血液に送られる。
それで血糖値が上昇するんですね。
果糖は肝臓に運ばれて、ブドウ糖に変換されたり、中性脂肪の合成に利用される。
えっ!中性脂肪!?太っちゃうんですか?
その通りである。摂り過ぎると当然太る!
でも、それはショ糖も同じなんですよね?
わっはっは!経路は違うがどちらも摂り過ぎれば当然太る!
結局はどちらも悪ではないし、使いようという事だ!
糖分名 | GI値 |
---|---|
アガベシロップ | 20弱 |
グラニュー糖 | 110前後 |
黒糖 | 100弱 |
てんさい糖 | 65前後 |
オリゴ糖(ラクトスクロース) | 10前後 |
蜂蜜 | 30~70 |
アガベシロップと市販のオリゴ糖が手に入りやすい低GIの甘味料だ。
蜂蜜は商品によって一番差が大きいものの、 加熱していない>蜂蜜の方がGI値が低い。なぜかというと、 加熱するとビタミンやミネラルが 熱で壊れてしまう場合が多いからだ。 そうすると蜂蜜内の糖質の割合が高くなる。 その結果、GI値が上がるのだ。
↑GIとは?
効果 ↑
アガベシロップ最大の効果は血糖値を上げないこと。
そして脂肪を貯めにくくすることだ。あまりお酒は飲まなくて、甘いものは好き。 糖質の多い食べ物がとにかく大好き! そんな人がダイエットする時、よい味方になる。 クセのない濃厚な白砂糖のような味で、 100%天然甘味料なのに血糖値を上げにくい。 それがアガベシロップだ。
とはいえ砂糖の代わりにいっぱい食べてOK! というわけではないので注意が必要だ。
カロリー ↑
カロリーは100gあたり308kcal。
グラニュー糖のカロリーは387kcalなので、 それより若干低くはあるものの 小さじ一杯で15kcalはある計算になる。(小さじ一杯は5gだ)「やせやすくなる糖分」ではなく 「血糖値を上げない糖分」だというだけは 念頭に入れて食事にとり入れよう。
アガベシロップは血糖値を上げたくない人が利用できる選択肢の1つなんですね。
うむ。決してダイエットの近道というワケではないのである!
作り方 ↑
100年以上前 ↑
作られ始めたのは100年以上前
数百年前から存在していた、 2トンもの重さの巨大な火山石…。それを使って作られた巨大な
タオナ ↑
石の名前はタオナ。
石臼という意味のスペイン語だ。石臼は直径1.5mくらいあるぞ。
1.5mの石の塊!?すっごい重そうですねえ!
タオナ製法 ↑
タオナでピニャを潰して作っていたそうだ。
その名もタオナ製法。なおテキーラの原料も同じ作り方とのこと。 そしてその製法は今でも、
ローラーミル方式 ↑
現在の一般的な製法はローラーミル方式。
粉砕ローラーを搭載した機械に放り込み、 ガンガン粉砕する方法だ。石の中央の穴に棒を通して、てこの原理で重たい石臼を転がすのである!
メープルシロップとの違い ↑
見た目 ↑
アガベシロップは見ため的に、メープルシロップとちょっと似ている。
どちらもトロッとした琥珀色のシロップだし パッケージもなんとなく似ているものが多く、 商品棚で隣に置いてある事もよくある。しかしこの2つは根本から違うものだ。
植物 ↑
メープルシロップはサトウカエデという植物の樹液。
ブルーアガベという植物の茎の液だ。サトウカエデはムクロジ科カエデ属で ブルーアガベはリュウゼツラン科アガベ属。 全く違う植物から採取される液体なので、 味も香りもまったく違う。
味と香り ↑
メープルシロップを食べた事がある人は分かると思うが、メープルシロップの香りはとにかく独特で、料理に使うと、その風味がとても主張してくる。
ホットケーキには絶対メープルシロップ!という人や、 メープル味のクッキーが大好物!という人もいるだろう。逆にアガベシロップはあまり主張してこない。
全く香りがないワケではないが、とても大人しい。何も知らせずにアガベシロップをなめてもらったら、 砂糖で作ったシロップだと思われる可能性が高いくらいだ。 メープル味が食べたい人は買い間違えないようにしよう。
どっちも植物由来なのに、味は全然ちがうんだなあ。
アガベシロップは舌触りもサラっとしているな。
両方を半分ずつホットケーキにかけて食べ比べしてみたいねえ。
使い方 ↑
特徴をつかむ ↑
若干だがとろみがあり、薄い琥珀色。
甘みが強く、水に溶けやすい。この特徴はとにかく色々と使いやすい。
パンケーキのシロップにする ↑
メープルシロップや蜂蜜の代わりに、パンケーキやホットケーキにかけよう。
生クリームを無糖で作っても、 アガベシロップの甘味で美味しく食べられる。煮物のときの砂糖代わり ↑
クセがないため醤油やみりんとも相性が良く、煮物を作るときの砂糖代わりに使える。
ジャガイモやにんじんなど糖質多めの野菜の煮物も、 アガベシロップを使うことでGI値を抑えられるのだ。コーヒーや紅茶に入れる ↑
アイスコーヒーやアイスティーのシロップにも、使える。
氷を入れた冷たい飲み物にもスッと溶ける。ホットコーヒーやホットティーの砂糖代わりにも、両方使えるのでとても便利だ。
かき氷のシロップにする ↑
夏に美味しい氷のおやつにもアガベシロップ!
スモモやラズベリー、パイナップルなど 酸っぱいフルーツと合わせるときっと美味しい。ヨーグルトにかける ↑
糖質制限中にヨーグルトが食べたいけれど無糖ヨーグルトがすっぱくて苦手という場合も役に立つ。
小さなカップヨーグルト1個の分量に対して、 小さじ1杯ふりかけるだけで甘ーくなる。使う時に注意する ↑
あとで「注意点と糖分の使い分け」にも書くが、アガベシロップはお酒に使うのは控えよう。
なぜならアガベシロップもお酒も、どちらも肝臓が代謝を担当しているからだ。
なのでアガベシロップをカクテルの材料にしたり、 アガベシロップを使ったおつまみでお酒を飲むと、 肝臓への負担がダブルでかかってしまう事になる。 別にアガベシロップが肝臓を攻撃するワケではなく、 アガベシロップの他にも果物に多い果糖という成分が、 肝臓で代謝されるというだけのことなので、 過剰に心配する必要はない。
全部おいしそうだねえ!
注意すべきなのは肝臓に負担をかけ過ぎないように。という点だな。
果物は1日に200gが目安とされているが、アガベシロップは1回に15g弱しか使わん。
その程度の量ならば果物との組み合わせも心配無用である!
危険性 ↑
肝臓への負担 ↑
血糖値が上がると太りやすくなったり、高血圧や肥満の原因になると伝えたが、果糖は肝臓が代謝係になっている。
なので果糖を摂りすぎると、 それはそれで肝臓に負担がかかるのだ。参考)「果糖」と「ショ糖」について読み飛ばしてしまった場合はこちらから
参考)「血糖値」って何だっけ?という場合はこちらから
使い分け ↑
ダイエット中や、高血圧が気になる時はショ糖少なめ生活を送ろう。
お酒の飲みすぎなどで肝臓の負担が心配な時は、果糖少なめ生活を心がけよう。
なにごとも摂りすぎは良くないし、 ほどほどなら美味しくてハッピーなのだ。
何事もほどほどが大事ってことか。
オレはたくさん鍛えて、早く強くなりたいけど…。
過剰なトレーニングは弱体化の元である!睡眠もしっかり摂ってもらうぞ!
はいっ!
禁酒と食べる量 ↑
禁酒をすることと、1度に食べる量を減らすこと
基本はこれに尽きる。肝臓を不調にする4つの行動 ↑
1.最近ずっとお酒を飲み過ぎている…。
2.ついジャンクフードをずっと食べちゃう…。
3.毎日カロリーオーバーな気がする…。
4.食べ物にいちいち塩をかけすぎちゃう…。
これらの行動は全て、肝臓につらい重労働を強いる。そしてこれが続くと、肝臓がん、肝硬変、脂肪肝などなど、様々な肝臓の病気につながっていく。
うう…。身に覚えがあるし、最近もやっちゃうよ…。
辛いことがあった日とか、つい食べ物に逃げちゃうよな。
ワシも1日中なにか食べ続けながらダラダラする日がある!
えっ!師匠も!?
堕落への誘惑は、断ち切るのが非常に困難なのだ。
だからこそここで、肝臓の立場に立ってみようではないか。
肝臓を健康にするには ↑
先ほど紹介した「肝臓を不調にする行動」
逆にこれらをやめることさえできれば、肝臓はどんどん健康を取り戻していく。なぜなら肝臓は、本当は再生能力がとても高い臓器だからである。
肝臓は人体の中で一番大きな臓器で、栄養を貯めたり分解したり、毒のある食べ物を解毒したりしてくれる働きがある。
栄養をとらなければ生きていけない人間にとって、無くてはならない臓器なだけあって、人体としても特別丈夫につくる必要があったのだろう。しかし丈夫さゆえに、自分の不調に気づかずに無理して働き続けるのが肝臓だ。
まるでブラックな環境にどっぷり浸かって、心がマヒしていく感覚にそっくりである。なまじ丈夫ゆえに、自覚症状がないまま病んでいき……ついに倒れる時には末期ガンになっていたり、カッチカチに硬い肝硬変になっていたりする。
自分の身体の中にある臓器を、そんな悲しい環境においておくのは忍びない。大事にしてあげよう。オレ、自分の肝臓をブラック企業に勤めさせていたんだね!!
しかも社長は自分自身だな。
オレ、悪い社長だったんだ…。
自らの臓器を社員と思い、ホワイトでクリーンな環境を心がける事!これが健康につながるのである!
カルディ ↑
輸入食品を扱うお店、それにオーガニック食品を扱うお店でよく取り扱っている。
有名どころではコストコ、 それにカルディや、ビオセボンなどだ。蜂蜜やオリゴ糖などと一緒に並んでいて、蜂蜜よりサラっとしたべっこう色の液体が透明なボトルに入っているものが多い。
とにかくクセのない純粋な甘味なので、 普段砂糖をよく使う人ならば 負担なく砂糖替わりに使いきれると思う。色んなところで売ってるんだねえ。
どれか1店は近くにありそうだな。
今日のいい言葉 ↑
自分自身を信じることによって、 人は事を成し得る。 これは驚くべきことである。
サム・ウォルトンよーし!自分の可能性を信じてがんばるぞ!
自分の肝臓…、いや身体の全てを信じて健康も保つぞ!
うむ!その志を忘れるな。さっそく石臼引きだ!
はい!
4コマ漫画② ↑
「アガベシロップ職人?」
じゃあ次はどこに行こうか。
実はもう候補を考えてあるんだ。
メキシコの南のペルーって国、そこに秘境があるらしい。
秘境!?行きたい!
しかも伝説の妖術師がいるという話だ。
よ…妖術師さんにも弟子入りできるかなぁ……
分からないけど、とにかく行こうぜ!
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登場キャラクター紹介
イメージ | 栄養 | 紹介 |
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鴨 | 強くなることを目標にしているマガモ。 親友のネギのために「鴨ネギ=弱いヤツの代名詞」というイメージを変えるのが目的。 | |
ネギ | 友だち思いの長ネギ。 強くなりたいと願う親友、鴨の決意に賛同し、共に旅立つ。 | |
リュウゼツラン | メキシコ出身のリュウゼツラン。 2トンの石臼をひとりで持ち上げられる怪力の持ち主。 その力と格闘技術を活かして道場を経営している。けっこう情に厚い。 |