ゲーム スイッチの記事一覧 ドンキーコング特集 ドンキーコングリターンズHD ドンキーコングリターンズHDの魅力

ライン

更新:文章全体を改変 (・文章表現の全面的な見直し ・リンクの追加と整理 ・説明の具体化と明確化) by イラレブック

【ドンキーコングリターンズHD】重量級アクションの魅力と完全攻略ガイド

【ドンキーコングリターンズHD】重量級アクションの魅力と完全攻略ガイド

DKバレルアイコン この記事でわかること

バナナアイコン この記事を読めば、3分で「ドンキーコングリターンズHD」のこんなことがわかります!
・マリオと何が違う?ドンキーコングリターンズHDの特徴
・なぜUSJが「ドンキーコングリターンズ」の世界観を選んだのか?
・ティキ族という敵の魅力
・やり込み要素と難易度設計の秘密
・完全攻略に必要な情報

Switchの新作「ドンキーコングリターンズHD」の魅力

マリオと何が違う?

マリオとの最大の違いは「ドンキーコングならではの重量感あるアクション」!

重量アクションx大自然
マリオでは味わえない!ドンキーコングならではの重量感のあるアクション!xジャングルなど大自然がテーマの豪快ギミック
「ドンキーコングリターンズHD」と「スーパーマリオ」シリーズの最大の違いは重量感だ。 主人公であるドンキーコングのパワフルな巨体から繰り出されるアクションは、軽快な印象のマリオと比べてダイナミックな迫力がある。

中でもXやYボタン、もしくはジョイコンを振る操作でできる「たたく」が最も特徴的で、ドンキーコングの大きく重たい身体から繰り出される豪快な打撃は大地を揺るがし、周囲の敵まで吹き飛ばす。
特に 巨大な神殿が揺れ動く演出は必見で、マリオでは見られないド迫力だ。

また、圧倒的な破壊力で突進したり、敵を踏み潰すサイの「ランビ」、走り出したら止まらない「トロッコ」、ボタン連打で空を飛ぶ「ロケットバレル」という3つの乗り物ギミックも存在し、それらに乗ったドンキーが「ジャングル」など大自然をテーマにしたワイルドな世界で暴れまくる様も、アクションのパワフルさを増幅させている。これがシリーズ最高傑作と呼んで相応しい本作「ドンキーコングリターンズ」だ。

このゲームははっきり言って、ドンキーコングシリーズを初めて遊ぶ人にとっても、これまで遊んできた人にとっても、これを遊べばドンキーコングシリーズの魅力が全てわかる!という決定版である。

次の項目からは本作の魅力をさらに深掘りするために、「"リターンズ”ならではの世界観設定」と「繰り返し遊びたくなるゲームシステム」についても解説していく。

あのUSJも選んだ「ドンキーコングリターンズ」の設定

ドンキーコングリターンズの世界観

なんとUSJの新エリア「ドンキーコング・カントリー」の設定になっているのは本作「ドンキーコングリターンズ」の世界観なのだ!

USJドンキーコングカントリーの「黄金の神殿」の写真
USJ「ドンキーコング・カントリー」内で撮影したドンキーコングエリアにあるゲームと同じ「黄金のしんでん」の写真
2024年12月11日(水)。USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)内の「ニンテンドーワールド」に新エリア「ドンキーコング・カントリー」がオープンしたのは記憶に新しい。
なんとこのエリア、世界観設定に元祖「ドンキーコング」でも「スーパードンキーコング」でもなく、「ドンキーコングリターンズ」の設定を採用しているのだ。

すぐ上の写真に写っているのは「ドンキーコングリターンズ」のゲーム内ギミックであるタル大砲と、最終ステージ(ワールド9)に登場する「黄金のしんでん」である。ゴージャスかつ冒険心をくすぐるビジュアルは訪れた多くの人々を魅了し、オープン初日は平日ど真ん中にも関わらず入場確約チケットが事前にソールドアウトし、パーク閉園間際までアトラクションの待ち時間が120分を下ることはなかった。さらに直近の土日には「ニンテンドーワールド」自体からもはみ出るほどの長蛇の列ができていたそうだ。
それほどまでに本作は、ドンキーコングの魅力が一目で伝わる洗練された世界観なのだ。

だが「リターンズ」の魅力はそれだけに留まらない。そんな完成された魅力をさらに数段レベルアップさせているのが「敵の設定」である。

ちなみにUSJドンキーコング・カントリーの体験記事はこちら

ドンキーコングの「敵」がこれまでと違う!

ドンキーとは対照的なティキ族!

自然の調和を保つドンキーたち「野生動物」に対する敵は、 自然の秩序を乱す人工物の化身「ティキ族」

ティキ族のイメージ
音楽で自然の秩序を乱すティキ族のイメージ
「リターンズ」以前のシリーズに登場していた敵は基本的に動物だった。ワニの「キングクルール」やハゲタカの「ボスネッキー」など、敵対する動物たちと主にバナナを奪い合いをしていた他、マリオを相手に人質を取り合ったりなど生物vs生物の戦いを繰り広げていた。

だが「リターンズ」は違う。
敵の正体は邪悪な楽器の化身、石や木でできた人工物である。その名も「ティキ族」。なんと音色で動物たちを意のままに操るという恐ろしい技を持っている。
人工物のくせに「バナナを欲しがりドンキーたちから奪おうとする」という目的は過去シリーズの敵たちと同じではあるのだが、食べるのではなくペースト状にしたバナナが彼らのエネルギー源、つまりガソリンや人工血液のようなものなのだそうだ。

味方は動物、敵は人工物という構図はとても分かりやすいし、音色で動物の自由を奪って操るという設定には悪役としての説得力がある。
ドンキーが己の肉体というフィジカル主体の武器で戦うのに対して、敵は魔力のようなメンタルに働きかける力で戦うという対比も面白い。
この対照的な設定こそがドンキーコングの世界に直感的な分かりやすさを生み、魅力が伝わりやすい状態にしているのだ。

……と、ここまでが世界観の魅力だ。
つづけて「アクションゲームとしての面白さ」の秘密を紹介していく。

「ドンキーコングリターンズ」面白さの構造

何度も遊べる任天堂の方程式!

任天堂の横スクロールアクションではお馴染みの「クリアだけなら簡単」、「収集要素に手応えあり」、「隠し要素全コンプは激ムズ!」という、同じステージを何度でも楽しめて、最低3回はクリアしたくなる上質な仕組みが満載

ゴールバレル
ゲーム内で登場するゴールバレルのイラスト。これを目指そう!
本作が秀逸なのは、ルールがとにかくシンプルなこと。

本作のクリア条件は スーパーマリオシリーズと同じく「ステージ右端にあるゴールにたどり着くこと」だ。 ゲームがスタートしたらひたすら右へ進み、「ゴールバレル」という派手な樽がある場所に到着するとステージクリアとなる。
「途中で特別なアイテムをゲットしないとクリア判定にならない」とか「特定のステージだけ左側にゴールがある」なんてことはない。常に右を目指す。とてもシンプルだ。

だがそれだけではシンプル過ぎて早々に飽きてしまうこともあるだろう。「シンプルなだけでは終わらない」。その先に任天堂のすごさが分かる方程式があるのだ。

コレクション要素

一見簡単に集められそうだが…!?

4枚コンプすると良いことがあるKONGパネル

K・O・N・Gパネル
ゲーム内で登場するK・O・N・Gパネルのイラスト。集めよう!
全てのコースのわかりやすいところに「K」・「O」・「N」・「G」のパネルが配置されている。「KONG」=「コング」、つまりゴリラだ。
これら4枚をすべて集めてクリアすると「Kステージ」という名の隠しエリアがオープンする。全てのステージで「K・O・N・Gパネル」を集めようとすると、普通にクリアするよりちょっと手応えが出てくる仕組みだ。

これだけでも十分なやり込み要素ではあるのだが、ここで終わらないのがさらに凄いところ。次の隠し要素を見ていこう。

隠し要素

えっ?!こんなところに?

隠されたパズルピース

パズルピース
コース内に隠されたパズルピースのイラスト。探そう!
「K・O・N・Gパネル」だけでなく、全ステージの「普通にプレイしていては気づかないところ」に5〜9個の「パズルピース」が隠されている。
この「パズルピース」がやり込み要素の肝で、これらを全て集めようとすると難易度が一気に跳ね上がる。

それはもう アクションゲームが得意な人でも音を上げたくなるほどで、コンプを試みた途端「あんなに楽勝だったステージがここまで難しくなることある!?」と驚愕することだろう。

それでも僅かな優しさを見せるのが本作の良いところで、1プレイですべてを集めなくても過去のプレイで手に入れた分はセーブデータに1つずつ記録されていく。
なので取れる分だけ取ってクリアしたら、次のプレイで前回までに取り逃がしたアイテムだけを探しにいけば良い。

またCPU(コンピュータ)が代わりにクリアしてくれるお手本プレイがあったり、難易度を下げる便利アイテムをショップで買うことができるといった救済措置も用意されている。
それらを活用しつつ繰り返し遊んでいれば、徐々に腕が上がってコレクションも揃っていき、いつか完全クリアできるようになる。それが同じコースを何度でも遊びたくなる仕組みだ。

だがここまで読んでも「やっぱり難しそうでハードル高い…」、「同じステージの繰り返しプレイなんて面倒くさい」と、思う方もいるだろう。

そんな方のために本サイトでは、一度のプレイで効率良く全クリできてしまう、完全オリジナルな「全ステージ攻略マップ」を用意した。最後のまとめとしてそちらをご紹介したい。

まとめ

完全攻略できる便利サイト!

ドンキーコングシリーズ最高傑作かつ任天堂の最骨頂「ドンキーコングリターンズ HD」を「全ステージ完全攻略マップ」を見ながら制覇しよう!

ドンキーコングリターンズHD完全攻略マップ
ドンキーコングリターンズHD完全攻略 全コースのマップ
これは筆者が「ドンキーコングリターンズ」を隅から隅まで遊んだ、ドンキーコング愛の結晶だ。
どこに何があり、どうすればクリアできるのか?が一発で分かる全ステージのマップ付き完全攻略ページである。

一番大事な「K・O・N・Gパネル」の場所はもちろん、激ムズ隠しアイテム「パズルピース」の全ての場所と取り方を、マップで視覚的に分かるようにしておいた。さらに、ハートDKバレルゴールバレル(ゴール地点)の場所からバナナ1本にいたるまで、ゲーム内で取得できるものは全て完璧に網羅している。
単純なスクショ画像をベタ貼りで繋げたものではなく、遊びやすいよう情報を整理し、「 ドンキーコングリターンズHD」専用にデザインした完全オリジナルマップだ。これを使って遊び尽くして頂きたい。

これさえあれば「ソフトを買ってみたものの、どう進めれば良いかわからない」、「なんか難しくてやる気なくした…」という事態にならず、「ドンキーコングリターンズHD」を隅から隅まで楽しめるだろう。税込み6,578円の定価の元が充分取れるほど遊べる筈だ。

イラレブックの完全攻略ページはこちらから

ドンキーコングリターンズHD攻略ステージ完全マップSwitch版


「 ドンキーコングリターンズ」は、その出来の良さゆえに何度も繰り返しリメイクされてきた人気作品でもある。
次のおまけ項ではその現実について簡単におさらいしておこう。

おまけ)ドンキーコングリターンズの歴史

Wii版と3DS版

一番最初がWii版「ドンキーコングリターンズ」、次が3DS版「ドンキーコングリターンズ3D」!

USJドンキーコングカントリー
Wii版と3DS版のイメージ。※3DS本体はイラレで書いたイラストで、3DS版のゲームイメージは、はめこみ合成です。
スーパーファミコン版からスーパードンキーコングとなって、横スクロールアクションゲームとしてパワーアップした新シリーズだが、本作「ドンキーコングリターンズHD」はシリーズ中でも、ドンキーコングの大きく重たい身体の特徴が最も活かされ、重量感あるアクションが一番味わえる最高傑作と呼ぶに相応しい出来栄えだ。

ファミコン時代の「ドンキーコング」シリーズは、シューティングアクションゲームだったり算数アクションゲームだったりと雑多な形態をとっていた。横スクロールアクションとしてシステムが確立されたのは、スーパーファミコン版の「スーパードンキーコング」からだ。
中でも最新作の「ドンキーコングリターンズHD」ではシリーズ中最も ドンキーコングの巨体の重量感が活かされており、パワフルで豪快なアクションを堪能できる最高傑作だ。

最初に誕生したWii版の「ドンキーコングリターンズ」は2010年12月9日発売で、世界中で650万本以上も売れた大ヒット作である。

続くリメイクは2013年6月13日に発売された3DS版「ドンキーコングリターンズ3D」で、これはWiiUダウンロード版として2015年1月21日にも再販されている。
「ドンキーコングリターンズ3D」では隠しワールド(ワールド9)に新たな8つのステージが追加された他、簡単にクリアできるお助けアイテムの登場や体力の増加、さらに遊びやすさを追求した「ニューモード」の実装など大ボリュームの新要素が追加された。
2025年1月16日に発売されたSwitch版「ドンキーコングリターンズHD」では、それに加えてグラフィックがより美しく洗練されたり、放置中のアクションが変更されるなど細かい部分のクオリティがアップしている。

約10年ぶりの最新作なのに追加要素が少ないな……と思うかもしれないが、磨き抜かれた本作にもはや追加要素など蛇足に過ぎないということだろう。
もしまた数年後にリメイクされたとしても、ワールド9を超える難易度は……もう勘弁してください。

ドンキーコングリターンズHD 基本情報

ドンキーコングリターンズHDゲーム画面
Switch版 ドンキーコングリターンズHDのゲーム画面
タイトル名 ドンキーコングリターンズHD
ジャンル アクションゲーム
発売日 2025年1月16日(木)
発売元 任天堂
価格 ダウンロード版:6,500円(税別)
パッケージ版:6,578円(税別)
対応機種 Nintendo Switchシリーズ
プレイ人数 1~2人用
対応言語 日本語, 英語, フランス語, イタリア語, ドイツ語, スペイン語, オランダ語, 韓国語, 中国語 (簡体字), 中国語 (繁体字)
公式サイト こちら

ステージ攻略マップのワールド一覧

まずはワールドを選択しよう!
ワールド エリア名
ワールド1 ジャングルエリア
ワールド2 ビーチエリア
ワールド3 いせきエリア
ワールド4 どうくつエリア
ワールド5 フォレストエリア
ワールド6 クリフエリア
ワールド7 ファクトリーエリア
ワールド8 ボルケーノエリア
ワールド9 スカイハイエリア


おすすめ記事

関連記事



Mail Eikyuhozon.comについてのお問い合わせは unrealboook@gmail.comまでメールをお送りいただけるようお願いいたします。担当者よりご連絡させていただきます。
・弊サイト内の素材などをご利用いただく場合は、営利目的でないご利用はフリーです。
・素材を用いる際、可能であれば下記いずれかのご対応をお願いいたします。
 ①https://www.eikyuhozon.comへのリンクを設置する。
 ②「出典:Eikyuhozon.com」の文言を引用対象が分かる位置に記載する。

© (c)イラレブックアイコンイラレブック © eikyuhozon.com All Rights Reserved.