
更新: メニューバー追加
かぼちゃの目次一覧 | |
---|---|
![]() | かぼちゃの栄養 |
![]() | かぼちゃの種の栄養 |
![]() | かぼちゃのカロリー |
![]() | かぼちゃの種のカロリー |
![]() | どんな人におすすめ? |
![]() | 選び方 |
かぼちゃの栄養

かぼちゃに豊富なのはβカロテン、それにビタミンEにカリウム。ついでにビタミンCもなかなかの量である。
それぞれの栄養素の量でいうと、各栄養素界のトップクラスには入れないが、「バランスよく多めに含んでいる」というのがかぼちゃ最大の強みである。かぼちゃはバランス型の万能選手だ。

バランスのいい万能野菜か。栄養がかたよらなくていいな…

オールラウンダーってことでしょ?かっこいい!
かぼちゃの栄養一覧
名前 | イメージ | 効果 |
---|---|---|
βカロテン | ![]() |
体内でビタミンAに変換される。 髪や肌、粘膜を丈夫にする。 体の免疫力を高める。 |
ビタミンB6 | ![]() |
筋肉や血をつくるのを助ける。 | ビタミンC | ![]() |
疲れをとってくれたり、風邪の予防になる。肌を綺麗にする。 |
ビタミンE | ![]() |
細胞の老化を防ぐ。悪玉コレステロールを減らす。 |
ナイアシン | ![]() |
ビタミンB3とも呼ばれ、糖質、脂質、タンパク質からエネルギーを作るのを助けてくれる。 |
カリウム | ![]() |
膵臓でナトリウムをおさえる。 |
カルシウム | ![]() |
骨や歯の材料になる。 |
マグネシウム | ![]() |
血をサラサラにする。 |
リン | ![]() |
骨をつくつたり、体の調子を良くする。 |
葉酸 | ![]() |
細胞を作ったり生き返らせたりする。 |
パントテン酸 | ![]() |
ビタミンB5とも呼ばれ、皮膚をキレイなままにしたり、 |
食物繊維 | ![]() |
便秘の改善に役立つ。 |

カルシウムまで入ってる!すごいや!

野菜は地面から土のミネラルを取り込んでるからな。
ちなみに種にも栄養があるぞ。
↑目次へ戻る
かぼちゃの種の栄養

種にはかぼちゃ本体にはない栄養も含まれている。
タンパク質とミネラルが豊富なのだ。
かぼちゃの実でβカロテンとビタミンC、ビタミンE、かぼちゃの種でタンパク質と鉄分や亜鉛、カルシウム。
それに両方ともビタミンB群やパントテン酸、 カルシウムやカリウムも豊富なので、 実と種を両方摂れば、まるで完全栄養食のように 必要な栄養素をカボチャのみでまかなえる。かぼちゃの種の栄養一覧
名前 | イメージ | 効果 |
---|---|---|
タンパク質 | ![]() |
血液や筋肉をつくってくれる三大栄養素の一つ。 |
ビタミンB1 | ![]() |
ブドウ糖をエネルギーに変えてくれる。 |
ビタミンB2 | ![]() |
肌、粘膜を丈夫にする。 |
ビタミンE | ![]() |
細胞や赤血球が悪くならないようにして老化を防ぐ。 |
ナイアシン | ![]() |
ビタミンB3とも呼ばれ、糖質、脂質、タンパク質からエネルギーを作るのを助けてくれる。 |
カルシウム | ![]() |
骨や歯の材料になる。 |
カリウム | ![]() |
膵臓でナトリウムをおさえる。 |
マグネシウム | ![]() |
血をサラサラにする。 |
鉄分 | ![]() |
血の材料になり、酸素を体中に運ぶ |
銅 | ![]() |
貧血などから守ってくれる。 |
亜鉛 | ![]() |
新陳代謝を高める。 |
リン | ![]() |
骨をつくつたり、体の調子を良くする。 |
葉酸 | ![]() |
細胞を作ったり生き返らせたりする。 |
パントテン酸 | ![]() |
ビタミンB5とも呼ばれ、皮膚をキレイなままにしたり、善玉コレステロールを増やしたりしてくれる。 |
食物繊維 | ![]() |
便秘の改善に役立つ。 |
かぼちゃの実は満足感あるおかずになって、さらに甘いお菓子を作ることもできて、かぼちゃの種は塩辛いおつまみになって、その上お互いを補い合って多くの栄養素を摂れる。
もしもの未来の用心として、 庭でかぼちゃを育てておくのは良い選択と言えそうだ。
種をおやつにしたら、もっと栄養が摂れるんだね!

食事にもおやつにもなって、本当にかぼちゃは万能だろう?
↑目次へ戻る
かぼちゃのカロリー

かぼちゃは100gで91kcal
天ぷら用に厚さ1cm前後、 縦10cmちょっとに切った、 長細い扇型サイズで20gくらい。煮物ように大きくゴロっと 5cmくらいに角切りしたのが だいたい40~50gといったところだ。
かぼちゃの種のカロリー
かぼちゃの種は100gで574kcal。
殻を剥かれてローストされたかぼちゃの種は 100粒ちょっとで20gくらいなので、 1粒0.2g弱くらいだろう。1粒あたり約1.1kcalといったところだ。 5粒食べれば約5kcal。分かりやすい。
かぼちゃは種も食べられる。
かっこよく、というか英語で言うと パンプキンシード(Pumpkin seeds)。ドライフルーツやナッツを扱うお店にも かぼちゃの種のローストはよく置いてるし、 自分で種を乾燥させて食べることも可能だ。 ちなみに市販のかぼちゃの種は、 丁寧にローストされて殻を剥いてある。 自分で生のカボチャを買った場合は、 取り出した種をキレイに洗って水気をよく取ろう。 それから天日干しして乾燥させるか、 もしくは平らに並べて電子レンジで2分チンする。 種が乾いたらフライパンにうすーく油をしいて炒る。 あとは塩を振って食べるだけだ。 殻に毒があったりはしないので殻ごと食べられる。 周りの殻が硬すぎて噛めないときは、 調理用のハサミで殻を切って、中身だけ食べよう。

そういえばナッツと一緒によく売ってるかも!

生のかぼちゃから取り出した種も調理できるんだな…
↑目次へ戻る
どんな人におすすめ?
美肌になりたい人

βカロテンを中心にとにかくビタミン類が豊富だ。
βカロテンで粘膜を丈夫にし、 ビタミンCで美白。ビタミンEで若返り。全てが美しい肌へと導いてくれる。 しわにもシミにも効果が高いので、 夏から冬までしっかり食べてケアしたい。

肌が美しくなる効果も、女性に人気と言われる所以かもな。
風邪をひきたくない人

「冬至に食べれば風邪知らず」の言い伝えの通り、かぼちゃのビタミンは風邪予防にもばっちり効く。
なお、こう言われるようになった由来は不明だ。江戸時代から誰ともなく言われ始めたというが、 平賀源内が「土用の丑の日」 というキャッチコピーで 夏場にうなぎを売り出そうとしたように、 野菜を販売すると誰かが言い出したのだろう。 なお、その時広まったフレーズは、 南瓜(なんきん)には"ん"が2つ付くから、 運(うん)が倍増で運盛り!」というものだ。 縁起物だから病気の不運を跳ねのけるぞ! そういう言葉遊びである。 ついでに言うと 「れんこん」や「にんじん」も 同じ縁かつぎ野菜の仲間に入っている。 とはいえ運に頼らずともかぼちゃの実力は、 余裕で風邪に負けない 強い体を作ってくれる筈だ。

冬至にかぼちゃを食べるのも、江戸時代からだったかもしれないんだね。

「ん」が2つで運が2倍か。健康以外のゲン担ぎもされてたんだな。

それに花も実も黄色くて、いかにも金運が上がりそうな見た目も縁起物としてぴったりだろ?
↑目次へ戻る
美味しいかぼちゃの選び方
美味しい南瓜 の選び方
・重たいものを選ぶ。
・緑が濃いものを選ぶ。
・硬いものを選ぶ。
・全身緑色のものを選ぶ
(黄色と緑で牛柄になっていないもの)
・ヘタが乾燥したものを選ぶ。
・ヘタが大きくて丸いものを選ぶ。
ヘタというのは、かぼちゃのてっぺんにある、ツルを切ったあとのことだ。
ここがひび割れるほど乾燥していた方が、 かぼちゃはしっかり熟成していて美味しい。ちなみに半分以下にカットされているかぼちゃは、 中の種がふっくらした形のものを選ぼう。 そしてかぼちゃは日光の当たらない部分は、 皮が緑色にならずに黄色く変色してしまう。 なのでずっと土に接触していた場所は 黄色い模様みたいになって収穫される。 これを防ぐための工夫として、 かぼちゃの実1つ1つの下に白いお皿を敷いて、 そこに光が反射して裏まで日光が当たるようにしたり、 かぼちゃが育っていく途中でときどき転がして、 全身に光が当たるようにお世話してあげる必要がある。 だが、重さとヘタの乾燥具合の方が、 味を判断するには重要な要素なので、 まずは重さとヘタの乾燥具合をチェックしよう。

これが選び方だ。重くて硬くて色が濃い!分かりやすいだろ?


秋になるとボクたち忙しくなるよね。やっぱり旬が秋だから?

だけと古来日本では、かぼちゃは冬至に食べるものじゃなかったか?

え、それじゃあかぼちゃの季節は冬なのか?

ちなみに夏の青空にかぼちゃ畑はよく似合うぞ。


↑目次へ戻る