桃で不老長寿?岡山県との関係や美味しい桃の見分け方と食べ方
桃とは追記、桃用語リスト追記
2021年3月12日(金) イラストなど追加2021年3月11日(木) 桃と触れ合える施設を追記初版:2020年8月9日(日)9:00 フリーアイコンダウンロードや4コマ漫画、まちがいさがしクイズなど

目次
目次 | |
---|---|
![]() | 桃とは |
![]() | 詳細 |
①栄養ゾーン | |
![]() | 栄養 |
②歴史ゾーン | |
![]() | 言葉 |
![]() | 歴史 |
![]() | 関係 |
③グルメ&エンタメゾーン | |
![]() | 食べ方 |
![]() | 施設 |
![]() | 用語 |
④おたのしみゾーン | |
![]() | 名言 |
![]() | イラレッスン |
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![]() | 4コマ漫画 |
![]() | 間違い探し |
桃とは

概要

大人の掌くらいの大きさで、水分と糖分たっぷりの夏の果実。
桃色

日本語では淡いピンク色のことを桃色と形容するほどに、誰もが思い浮かべられる美しい色をしている。
魅力

その甘い味と香り、色、甘くしたたる果汁、そして熟れた果肉のやわらかさ…。 多くの人が思い浮かべるであろう果物の魅力を全て備えたその果実。さらには花の美しさも手伝って、中国では神話の楽園を「桃源郷」、不老不死の果物を「仙桃」と名付けられたりと、桃が魅力的な果物であることを物語っている。
物語

日本でも

ネクター

なおギリシャ神話に出てくる神の飲み物「ネクタル(νέκταρ)」は、花の蜜からつくられる架空の飲み物で、桃の果汁ではない。
日本では不二家のネクターという桃ジュースのイメージが強く定着しているために、ネクタル=桃の果汁と思われがちだが、実際に近いと言われているのは


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詳細

分類

バラ科モモ属の植物だ。 バラ科は







花


生産地

日本での生産量トップは山梨県。 そして2位は福島県、3位は長野県。 この3県で全国の70%近い





世界の生産量トップは中国。2位のイタリアの約15倍の量を生産している。そして日本は20位台前半だ。
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栄養

カロリー

不老長寿の神話のあるほどの


一覧

名前 | イメージ | 効果 | ビタミンC | ![]() |
疲れをとってくれたり、風邪の予防になる。肌を綺麗にする。 |
---|---|---|
ビタミンE | ![]() |
細胞の老化を防ぐ。悪玉コレステロールを減らす。 |
ナイアシン | ![]() |
ビタミンB3とも呼ばれ、糖質、脂質、タンパク質からエネルギーを作るのを助けてくれる。 |
カリウム | ![]() |
摂りすぎた塩分を出す。 |
マグネシウム | ![]() |
血をサラサラにする。 |
リン | ![]() |
骨をつくつたり、体の調子を良くする。 |
ペクチン | ![]() |
便秘の改善に役立つ。 コレステロール値を低下させる。 |
カテキン | ![]() |
抗酸化作用で体を若く保つ。 血圧が上がるのを抑える。 腸内の善玉菌を増やす。 |
皮




なので


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言葉

花言葉

代表的な

東西問わず

厳しい寒さが和らぎ始める頃に、 ふわっと美しいドレスのような


果物言葉

しかし実は

ここで思い出してほしいのは、昔話の桃太郎だ。 彼は

また、古事記でもイザナギノミコトが 黄泉の国から帰るとき、 鬼女になったイザナミノミコトに

それに中国の神話に詳しい人ならば 仙桃というのを聞いた事があると思う。 仙桃は中国の神話に出てくる不老長寿の果実だ。

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歴史

中国

確かに仙桃や桃源郷など、


日本
そして日本でも縄文時代から既に食べられていた痕跡があり、 まだ日本列島が他の大陸と繋がっていた頃から、


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関係

岡山県



吉備津彦命は第七代天皇である孝霊天皇の息子で、 古事記に登場する将軍だ。 彼は吉備の国にある鬼が山という土地で暴れていた 温羅(うら)という名前の悪漢を弓矢対決で負かした。 その伝説が桃太郎のお話の元になったのだ。
そんなわけで岡山県の有名なおみやげは



白桃






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食べ方

見分け方
・横長で太って見えるものを選ぶ。
・割れ目から見て左右対称な形のものを選ぶ。
・半分より上が濃い赤色のものを選ぶ。
・半分より下が白いものを選ぶ。
食べ方
調理方法

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施設

PEACH FARM CAMP
花咲く



このサービスが開始されたのは2017年。 2017年2月15日に募集が開始された クラウドファンディングで目標金額を達成し、 晴れてその年、山梨県オープンした。
今では山梨県内4つの果樹園で キャンプサービスが行われている。 2021年は4月3日(土)~4月4日(日)で 一泊キャンプの募集がされていたのだが、 3月上旬で既に予定数一杯で締め切られている。
満開のピンクの花の木の下で 花の香りに包まれる夜を経験したい方は、 募集開始を見逃さないようチェックしておこう。
PEACH FARM CAMP公式サイト
https://www.peachfarmcamp.com/
山梨県笛吹川フルーツ公園
こちらも山梨県にある施設で、 大きくて開放的なフルーツがテーマの屋外施設だ。夏場には旬の桃狩りが楽しめる他、 時期によっては桃の木の剪定体験もできる。
桃の他にも




さらに


果樹だけでなく果物の情報がわかるミニゲームや、 採れたてフルーツのスイーツが楽しめるカフェ、 採れたてフルーツが購入できるマルシェもあったりと、 見て、食べて、触れて、学べる施設なのだ。
山梨県笛吹川フルーツ公園公式サイト
https://fuefukigawafp.co.jp/
ももがある
福島にある、
木で熟れすぎて出荷できなくなった

ギリギリまで自然のまま育って甘く熟れた

そんなデリケートな最上のももたちを、 もぎたてに素早くカットし、瞬間冷凍したもの その名も「ももふる」。
原材料は


冷凍することでようやく

ももふるになる

1パックにはそれぞれ同一品種の桃のみ入るので、 複数種類のパックを購入しての食べ比べも楽しい。
地元福岡県の他、埼玉県、東京都、大分県にも 取扱店舗がある他、オンラインでも購入できるので、

ももがある公式サイト
http://momogaaru.co.jp/home/news/
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用語

仙桃(せんとう)
中国の神話に登場する不老不死になれるという果実。紀元前200年ほど前の前漢の時代に編集されたと言われる書物「爾雅(じが)」で時代に初登場する「西王母」という神様が仙桃の所有者だ。西王母は中国の最上位の女神である。
なお、あまりに古い書物なのと、中国大陸全土の民間神話を集めているため作者は不明だ。
桃花源記(とうかげんき)
桃源郷が舞台に出てくる創作の詩物語で、この作者が桃源郷という言葉を生んだ。作者の名は陶淵明(とうえんめい)で、西暦400年前後に書かれたと言われている。
桃源郷(とうげんきょう)
「桃花源記」という作品に登場する、桃の花が咲き乱れる架空の理想郷。戦乱を避けて逃げてきた人々が作った隠れ里で、争いはなく土地も豊かで、誰もが幸せに暮らせる世界。
一度その郷を離れてしまうと、二度とたどり着けないと言われている。
桃李(とうり)
桃の花と、スモモの花のこと。
「史記」という中国の歴史書の中に「桃李不言 下自成蹊(桃李言わざれども、下自ら蹊を成す)」ということわざが書かれていることが有名。このことわざの意味は「桃やスモモの木は何も言わないけれど、その下には自然に人があつまって道ができる」…つまり、優れた者の元には、黙っていても人が集まってくる。ということだ。
史記は司馬遷さんという学者が編集した書物で、紀元前100年頃から10年以上かけて作られた大作である。
扁桃(へんとう)
日本語でアーモンドのこと。
桃色(ももいろ)
白桃の上部の、薄赤に色づいた部分の色で、ピンク色とも言われる。カラーコードは#F58F98。RGBカラーだとR245G143B152。
桃尻(ももじり)
乗馬のときに鞍の上に安定しないお尻のことで、乗馬が下手という意味の言葉。吉田兼好さんが書いた徒然草の中にも登場する。果物の桃は意外と座りが悪くて、平らな場所に置くとゴロンと転がりやすいことから、ちゃんと鞍に座っていられなくて馬から転げ落ちそうな人をからかう例えになったそうだ。
近年は誉め言葉として使われがちだが、元々はどちらかと言えば悪口だったのである。
桃太郎(ももたろう)
桃から生まれた少年が、犬、猿、キジをお供に連れて鬼ヶ島の鬼を退治する物語。作者は不明だが、紀元前3世紀頃に実在したと言われている吉備津彦命(きびつひこのみこと)がモデルとされている。
彼は第10代天皇である崇神天皇(すじんてんのう)の息子で、戦の際に2本の弓を同時に討って敵の大将を倒したという逸話がある。
なお、岡山県には吉備津彦命を神様として祀る「吉備津彦神社」があり、桃太郎が犬たちにあげたきび団子が人気のお土産として売られている。
安土桃山時代(あづちももやまじだい)
西暦1568年から1600年の32年間をあらわす日本の時代の区切り。織田信長が尾張国(いまの愛知県の辺り)から上洛(別の土地から京都に居住を移すこと)した年から、豊臣秀吉が亡くなるまでの期間だ。
そのすぐ前は戦国時代。織田信長や上杉謙信、武田信玄などなど、諸大名が血で血を洗う戦を繰り返していた時代だ。
…というわけで、ようやく織田信長が全国統一の戦に一段落つけたことで、京都を中心に様々な芸術品や茶の湯の文化が花開いていったのが安土桃山時代だ。
桃割れ(ももわれ)
江戸時代の後半から流行りはじめた女性の髪形。左右2つに分けた髪をボリュームを出すようにふくらませて、後頭部でおおきなお団子ヘアをつくる髪型。
時代劇の町娘がよくしている髪型で、お団子部分に櫛やかんざしを差して飾ったりする。
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名言

(

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